寿司のシャリがココナッツ!バリ島の変り種和食アレンジ4選
日本食は世界の定番料理として不動の地位を築きつつある。ここバリ島にも日本食レストランは多いが、ここ数年で日本人客だけでなく外国人客を見かける機会が増えた。
最近では「和食=ヘルシー」というイメージから、日本食レストラン以外でもヘルシーメニューとして日本食を供する店もある。ただ違うのは、かなり独自にアレンジされているということだ。中には我々日本人の常識を覆す和食メニューも存在する。バリ島で見つけた、寿司と蕎麦のアレンジメニューを4品紹介しよう。
■シャリがココナッツ!?
その名もRaw Sushi(ロー寿司)。生の食材を使用することが基本のローフードスタイルでは、米を炊くことができないため、シャリをココナッツで代用している。
一見、鉄火巻きのようだが、赤いのはパプリカとにんじん。もはや、のりとしょう油以外に寿司の要素がない。歯ごたえがあるため、意外にも満腹感はある。
■辛ーい! バリ風のり巻き
シャリに混ぜ込んだ、赤いピリ辛ソースがスパイシーで刺激的な一品。ネタにジャックフルーツやテンペを使っているところが、バリ島ならでは。レタスやマヨネーズが使われているので、味はカリフォルニアロールのような印象。
■蕎麦サラダ
蕎麦の周りに野菜や焼き豆腐、カシューナッツなどを盛り付けたサラダ風の蕎麦。蕎麦は作り置きなのかコシはなく途中で切れているため、ズルズルっと蕎麦を食べようとしてオーダーすると肩透かしをくらう。味付けのオリジナルポン酢には唐辛子が入っているので、辛味は強め。
■クリームたっぷり蕎麦パスタ
彩り鮮やかにゆで野菜が盛り付けられ、見た目はパスタそのもの。濃厚なクリームとボリュームたっぷりの蕎麦で食べ応えのある一品。蕎麦なのに高カロリーというギャップもおもしろい。
■オモシロ和食vs定番和食
新感覚の和食体験がしたいなら、現地のレストランで供される和食をチョイスしてみよう。日本では決して出会わないような、寿司や蕎麦に出会える可能性がある。ただ定番の和食を食べたいときは、無難に日本食レストランを選ぶのが正解だろう。
あなたの舌はどちらを求めているだろうか?