1日ゴキブリ20匹!被害女性が語る「悪徳不動産」のヒドい実態

2016/06/05 09:00

Estate agent shaking hands with customer after contract signature
AlexRaths/iStock/Thinkstock

引越しをして新しい家に住むのはワクワクするもの。しかし、新居が最低最悪な住宅環境だったら…。しらべぇ取材班は、悪徳不動産に騙されたことのあるMさん(女性・28歳)に話を聞いてみた。


①鍵代や掃除代を渡したのに…

「契約時に『鍵の交換代と掃除代がかかる』と言われ、約4万円をお支払いしたんです。しかし、入居当日に渡された鍵は茶色く錆びており、キャラクターのシールを剥がした跡までうっすらと残っている始末。


前住人の鍵をそのまま使用していることが明白でした。また部屋に行ったら、掃除もきちんとされておらず…。キッチンの排水溝には生ゴミが溜まり、床には髪の毛などが大量に落ちていました」


②ゴキブリ屋敷で地獄の日々

「入居当日に玄関を開けたらすでに部屋の中に大きなゴキブリが8匹も。そして『ゴキブリは1匹いたら100匹はいる』は嘘じゃないんですね。隠れていたゴキブリがまだまだいたようで…


部屋の電気を消して1分後に電気をつけると、それだけで目の前の壁に5、6匹のゴキブリがはっていて。また食事中に3歩先の冷蔵庫に醤油を取りに行っているだけで、ご飯の中にゴキブリが入っていることも。


1日少なくても20匹以上のゴキブリは殺していたと思います


③ 契約時に説明されていない違約金の存在

「入居してからすぐにゴキブリに参ってしまい、『引っ越したい』と思うようになりました。契約した不動産会社に連絡をして、ゴキブリの件をお話したんですが…


『ゴキブリはあなたが前の住居から連れてきたんだ』と、全く取り合ってもらえませんでした。さらに『入居してから2年以内に解約すると家賃2ヶ月分の違約金が発生しますので』と言われ。


よくよく契約書類を見たら、小さくわかりにくい言葉でそのようなことが…


④不動産屋の行動が常軌を逸している

「新たに引っ越す費用に加えて、さらに家賃2ヶ月分の違約金は支払えず、我慢して住んでいました。そんなときに隣人が家賃を滞納していたようで、不動産屋を名乗る人たちがきたんです。


隣人のマンションのドアを蹴って『おい! 家賃払えよ!』と大騒ぎ。さらに隣人の玄関を外側からガムテープでベタベタにとめて、『部屋にいたら玄関を開けられないんじゃ?』と思う行動をすることも。


また『家賃払え! 払えないなら死ね!』という大きな張り紙もありました」


取材をしたMさんは、「契約時にはすごく優しい対応だったので、こんな悪徳不動産だと知って身の毛がよだった」と語っている。不動産屋選びは間違えないようにしたい。

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(取材・文/しらべぇ編集部・オレンジおっかさん

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