妊婦にセクハラも!被害女性たちが語る「マタハラ」の実態

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近年、社会問題化している「マタニティ・ハラスメント(マタハラ)」。働く女性たちが妊娠をきっかけに職場で精神的・肉体的な嫌がらせを受けることだ。

この問題は、多くの女性にとって他人事ではない。そこでしらべぇ取材班は、マタハラの被害に遭ったという女性3名に話を聞いてみた。その中で、妊娠した女性に対する社会の冷たさが明らかに。

 

①「辞めてください」という手紙を渡す

「私が妊娠して育児休暇を申請したときに、職場の人たちは笑顔で受け入れてくれていたんです。

 

しかし、私が育児休暇を取得している間に『臨時職員を雇わずに、現社員でフォローしあう』との発表があった途端に、周囲の態度は冷たくなり…

 

最終的には男女含む16名から連名で『仕事が大変になるので迷惑です。退職してください』との手紙を受け取りました」(Nさん・32歳)

 

②妊婦にセクハラをする

「うちの職場は、もともとセクハラが多い職場だったんです。でも妊娠してからのセクハラは本当に苦痛で…。

 

まず『予定日から換算して…◯月の中頃にやったのか?』という言葉のセクハラはもちろん、『おっぱい大きくなってきたな』とジロジロ見てくることも。

 

あと妊娠経験のある女性ならわかると思うのですが、妊娠中は夫と実母以外には触られたくないくらいに、周囲に嫌悪感が増すんです。

 

それにも関わらず、男性上司はお尻を触ってきて…。我慢の限界に達して、大泣きして怒鳴り散らしてしまいました」(Rさん・29歳)

 

③妊婦に対して優しくない職場環境

 「会社に妊娠を報告したときに、誰ひとり『おめでとう』とは言ってくれず、『妊娠は病気じゃないんだから、皆に迷惑はかけないでね』と釘を刺されました。

 

また、うちの職場は喫煙率が高く社内でタバコが吸えるんですが、妊娠してからもその習慣を変えてくれず…。胎児への影響を考えて窓を開けたら『寒いよ! 自分のことばっかり考えないで』と怒られたことも

 

さらに育休明けに戻る話が出た際には、『子供が熱を出したからって休むのは迷惑になるからダメだよ』 と言われました」(Sさん・28歳)

 

取材をした3名の女性たちは全員「出産後に戻っても、冷たい対応をされるのが目に見えていたので退職届けを提出しました」と語っていた。

社会がもっと働く女性の妊娠に寛容であれば、少子化は少なからず改善されるのかもしれない。

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(取材・文/しらべぇ編集部・オレンジおっかさん

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