市役所で証明書を発行 かかる手数料に「納得できない」が4割

社会

2016/06/06 07:00

Staras/iStock/Thinkstock
Staras/iStock/Thinkstock

手続きや仲介などの際に必要となる手数料。業者側としては、サービス運営に不可欠な維持費をまかなう意味で重要な財源だが、利用者に理解してもらえず、不満の声が出るものも少なくない。

しらべぇでは過去に3つの手数料に関する調査記事を掲載、多くのコメントが寄せられた。取り上げた3つの手数料の中でも、もっとも賛否両論だったのは、ATMの利用手数料について。

「夜間でもATMを動かせるには、警備やトラブル対処を含め相当のコストがかかる」という声があがったのだ。

しかし、一方では「利用者が預けたお金を企業に貸し付けるのに使っている時点で、対価は十分支払っている」という見方もある。どこまでが支払いとして正当なのか、個々によって感想は変わってしまうだけに、難しい問題である。


■市役所でかかる手数料のほうが腹が立つ?

このように、「すでに普段対価は支払っている」と受け取られがちな問題は、他にも存在。たとえば、市役所で住民票、印鑑証明書などを発行する際にかかる手数料はその代表格だ。

「普段クソ高い税金を払ってるのに、なんでまた数百円もとられるんだよ!」という声も聞かれた。

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しらべぇ編集部が調査を行なったところ、「市役所でかかる証明書発行の手数料に納得がいかない」と答えたのは、全体の44.4%。男女別では大きく差がでて、女性は半数が「納得していない」ことがわかった。


■社畜の自覚アリな人は役所からも搾取されている自覚?

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また、「社畜の自覚がある」と答えた人は、そうでない人に比べてこのような支出に納得がいっていないことも判明。日頃会社からボロ雑巾のように扱われている人は、数百円程度の出費でも敏感になってしまうのだろうか?

その言葉のとおり、市役所では職員たちが「手」作業で対応を行なっているが、消費税増税や医療費の度重なる負担割合の引き上げなどもあり、納得できていない人は多い様子。

今後、機械の進化で窓口業務に携わる人が減れば、「手」数料も消えていくのだろうか? いや、そうなると「システム利用料」という名で置き換えられそうでもあるが…。

・合わせて読みたい→日本中がブチ切れ!納得のいかない「手数料」3選

(取材・文/しらべえ編集部・岡本拓

qzoo調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo

調査期間:2016年5月20日~2016年5月23日
対象:全国20代~60代の男女1378名(有効回答数)