喜多方ラーメン坂内の「冷やしラーメン」はなぜあんなにウマいのか
福島県にある喜多方ラーメンの超名店『坂内食堂』のチェーン店として、全国展開するラーメン店『坂内』。
坂内のラーメンはあっさりとした醤油スープと、とろけるばら肉チャーシューの組み合わせで毎日食べたくなる飽きの来ない味に仕上げているが、夏にぜひ食べて欲しいのが「冷やしラーメン」だ。
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■おすすめは和風
坂内食堂の冷やしラーメンは夏季限定で販売される冷やし中華風のものと、通年販売している和風冷やしラーメンがあり、記者のお勧めは和風冷やしラーメン。
少しだけ酸味を利かせた氷の浮いたスープで食べるラーメンは、温かいものよりも喜多方ラーメンのシコシコした食感が楽しめ、ちぢれ麺にやや濃いめのスープがよく絡んで激ウマ!
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■坂内マニアの食べかた
さらに冷たくならないよう別添えにされたチャーシューに、薬味のワサビをつけて食べればいつもと違った味が楽しめ、最後まで大満足で楽しめるのだ。
正直なトコロ坂内で提供される普通の喜多方ラーメンよりも圧倒的に美味しいと感じるこの一杯、じつは坂内マニアにとっては当たり前の話だという。とある坂内マニアの男性はこう語る。
「チェーン店の坂内のラーメンは本店の塩スープではなく、メジャーな醤油スープにするなど工夫されているのはよく分かるんですが、やはり本店のあの味には負けてしまうんです。
でも、冷やしラーメンだけは違います。坂内本店や人気のラーメン店に匹敵する美味しさで、坂内マニアなら真冬でも冷やしラーメンを食べるという人は少なくありませんよ。
さらにプロになると和風冷やしラーメンに、トッピングのねぎ皿をぶち込んでワシワシっと食べるんです。ぜひ一度試してみてください」
なるほど、確かにねぎ皿に使われている辛いねぎは、チェーン店発祥だが美味しすぎるため本店が採用したという逸品だ。組み合わせて美味しいのは食べなくても分かる。
冬でも美味しいが、夏に食べるととくに絶品に感じる坂内の「冷やしラーメン」、ラーメンが好きな人は、ぜひ試してみよう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男)