男性はとくに注意!手作り弁当による食中毒の防ぎ方は…

2016/06/10 08:30

kazoka30/iStock/Stockphoto
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本格的な夏が近づき、むしむしとした日が増えてきた。この湿気と気温のせいで起こりやすいのが食中毒。吐き気や嘔吐、腹痛になってしまい、非常に恐ろしい。

では、実際に食中毒になったことがある人はどれくらいいるのだろうか? しらべぇ編集部では調査をしてみた。


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■実際に経験した人は3.0%

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その結果、「実際になった!」という人は3.0%と少ない。みんな細心の注意を払っているのだろう。

「腐っていたことはあるが、においで分かって捨てた」(30代女性)


という、ギリギリのところで回避した人も。


関連記事:「愛妻弁当」を捨てたことある?経験者の特徴に思わず納得

 

■20代男性が…

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年齢が上がるほど減っていく食中毒経験者。60代女性に至っては0%だ。ステンレスやアルミなど、傷がつきにくくて消毒しやすいお弁当箱が主流だったこと、そして梅干しなど食中毒予防になる食材を多く使っていたことが要因だろうか。

すべての年代で女性よりも男性のほうが経験者が多く、20代男性は1割近いのはなぜなのか。編集部では、子育て中の主婦の方に話を聞いてみた。

男性より女性のほうが、味覚・嗅覚が鋭いって言いますよね。なので、男性は腐敗に気づきにくいのかもしれません。そもそも『腐る』という知識がないのかも。旦那に任せると、ご飯やおかずを冷ますのが甘かったりするんですよね…。


また、自分でお弁当を作っていたり、使ったお弁当箱を洗っている人はそれが雑な可能性が。ふたのパッキンを外して洗うことを知らなくてカビで真っ黒なことがあったり。若い人は自分でやる場合が増えてますからね。


それらが合わさって、男性のほうが食中毒が多いのかもしれません」


そもそもの身体的機能の違い、そして知識の差が影響しているのでは、ということだ。お弁当の洗い方などは、知らなければ見落としてしまうかも…カビるとなかなか落ちにくく、さらにはにおいもつくため、しっかり洗いたいところ。

ちなみに食中毒を防ぐには…

・中に詰めるものはしっかり冷ます
・お酢を染み込ませたキッチンペーパーでお弁当箱を拭く
・素手で触らない


などがある。簡単にできる方法としては、冷凍したものを一緒に入れること。

・自然解凍可の冷凍食品を使う
・炊いたご飯をあらかじめ凍らせておく


などは、朝の手間も省けて一石二鳥かも。ちょっとしたコツで健康が守れるので、ぜひ実践してみてほしい。

・合わせて読みたい→「愛妻弁当」を捨てたことある?経験者の特徴に思わず納得

(取材・文/しらべぇ編集部・たつきあつこ

qzoo【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2016年5月20日~2016年5月23日 
対象:全国20代~60代の男女1,378名(有効回答数)

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