室内犬に散歩は必要ない?ある傾向の飼い主に多い考えと判明
「私のワンちゃんは小型犬なので、あまり、散歩には連れて行っていないです」
犬の飼い方について、ある飼い主さんがこんなことを話していた。実際、小型犬に散歩は必要なのかどうかということは、あらゆるところで議論がなされている。
では、いったいどういう飼い主が「室内犬の散歩は必要ない」と考えているのか。しらべぇ編集部では調査をしてみることに。
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■若い世代は散歩をしない派が多い傾向に
室内犬を飼っている人を対象に調査をしてみると、若い世代を中心に室内犬は散歩をさせないという人が約4割ほど。
ただただ面倒くさいから散歩に行かないのか、仕事が忙しく散歩に行く時間がないのか理由はそれぞれであろうが、犬の気持ちを考えたらどうであろうか。家から出ずに過ごすことは、犬にとって幸せなのだろうか。
犬に対する適正の運動量は体の大きさにも比例し、犬種によってもさまざまだ。小型犬だからといって、散歩が必要ないということは決してない。固定概念がある人は、捨てたほうがいいだろう。
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■猫好きが散歩をしていない
室内犬を飼っている人の中にも、猫好きはいる。調査を進めてみると、猫好きの人のほうが犬の散歩をおろそかにしていることが判明した。その差は約10%にもなる。
散歩では運動や排泄のみならず、気分転換をする大事な時間。猫の散歩については是非が分かれるようだが、犬を飼っているのなら散歩は「日課」として捉えてみてほしい。
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■小型犬の散歩を怠る…一人っ子に多い
散歩に行かない人はどんな人なのか、追加調査をしているとある特徴が明らかに。それは一人っ子だ。室内犬を飼う一人っ子のちょうど半数が、散歩に行かないという。
一人っ子は、兄弟がいる人よりも親の愛を一身に受けて大切に育てられた人が多いだろう。犬にも過保護になりすぎて、「外は危険だ」とか「汚れる」だとか過剰に思っているのかもしれない。
あまりに外に出ずに家の中だけで過ごしていると、犬も社会性を養う場を得られない。外に出られない臆病な性格の子になる前に、散歩に連れて行ってはいかがだろう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ふふふふ)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年5月20日~2016年5月23日
対象:全国20代~60代の室内犬を飼っている男女1,08名(有効回答数)