酒は飲んでも飲ま…れちゃう?酔って記憶をなくす人が多すぎ
酒は飲んでも飲まれるな。でも、飲まれることもある。暖かい日が増えてくると、冷たいビールが美味しくて、ついついやらかしちゃった…なんて人もいるのでは。
しらべぇ編集部では、「お酒を飲みすぎて記憶をなくしたこと」があるかどうかを調査してみることに。意外にみんな飲みすぎているようだ。
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■記憶をなくしたことがあるのは4人に1人
4人に1人が記憶をなくしている、ちょっと飲みすぎな結果になった。性年代別で見てみると、特徴が明らかに。
なんと50・60代の男性は、約2人に1人が経験ありだという。さすがに多すぎはしないだろうか。自分がそれだけ飲んでいれば、「今の若者は酒を飲まない!」と中高年の人がいうのもわかる気が。
また全年代で女性のほうが少ないが、30代〜50代は5人に1人が経験済みなのが意外だ。男女問わず潰れている姿はみっともないが、とくに女性は犯罪に巻き込まれる危険性もあるので注意したい。
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■酒は強い! でも飲みすぎちゃう!
また、お酒に強いかどうかも合わせて聞いたところ「強い」と答えた人は、約半数が記憶とおさらばした経験が。弱い人と比較すると倍以上の差が開いている。やはり弱い人は自制しながら飲むため、そこまでいくことがないのだろうか。
一方の強い人は、「まだまだいける!」と飲みすぎてしまう可能性も。そこで、経験者に話を聞いてみると…
「飲みすぎて、気がついたら家にいることが。毎回自力で帰っているようで、多分迷惑かけてないと思うんですが…」(30代男性)
「20代のころは調子に乗って飲んじゃって。そのまま自転車で帰り、身体中に無数のアザを作ったことも。電車で寝て、荷物を盗られたことも1回じゃない。さすがにもう自制してます」(30代女性)
ちなみに、盗られた被害総額は考えたくないそう。それでも繰り返し記憶を失ったというのだから、何も言えなくなる。
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■介抱する身にもなれ!
記憶をなくすまで飲んだくれた人のそばには、たいてい介抱する人の姿が。かける言葉は優しくとも、心はそうでもないようで…
「みんなで飲んでいたら、ひとりが倒れて救急車を呼ぶことに。『大丈夫、大丈夫〜!』とかうわ言のように叫んでるけど、どう見ても大丈夫じゃないし、そうなるまで飲むな」(20代男性)
「お店のエレベーターの前で倒れているお客様。他のお客様に迷惑だし、バイトの女の子は怖がるし。さらにガタイがいいので運ぶのに苦労しました…」(40代男性)
「散々酔って暴れて、次の日に『昨日の記憶なくって』とか言われると殺意が湧く」(20代女性)
どれも酒飲みには耳が痛い話だ。
飲む前に酔い防止のドリンクやサプリを摂取しておいたり、おつまみを食べつつ同量の水を一緒に飲むと酔いにくくなる。友達や信頼を失わないためにも、お酒はほどほどに。
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(取材・文/しらべぇ編集部・たつきあつこ)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年5月20日~2016年5月23日
対象:全国20代~60代の男女1,378名(有効回答数)