高収入になる秘訣?「言いたいことが言える人」の割合は…
日本人は、波風を立てないようにしようとする傾向があるせいか、言いたいことがあっても我慢する人が多いと言われている。
しかし、そんなだんまりな日本人が多い中でも「人の顔色を伺わずに言いたいことを言える人」はどれくらいいるのだろうか?
■言いたいことを言える人は少ない
しらべぇ調査班が全国20代〜60代の男女1365名に「人の顔色を伺わずに言いたいことを言えるか」を聞いたところ、「言える」と答えたのは約2割となった。
やはり日本には、まだまだ言いたいことがあっても言える人は少ないようだ。
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■高収入な人ほど言いたいことを言える
一方で、「年収別」に見ると、明白な差が見られた。年収500万円以上のいわゆる高収入になるのを境に、「人の顔色を伺わずに言いたいことが言える」という人が多くなる結果に。
もしかしたら自分の主張をはっきりと伝えられることは、高収入になる秘訣なのかも。
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■一方でこんな話も…
実際に、間近で「人の顔色を伺わずに言いたいことを言う人」が出世したのを見たという人に、興味深い話が聞けた。
「同期入社のYは言いたいことを言うタイプ。あまりにもズバズバ言うので、後輩女子には泣く子もたくさんいたし、私も傷つくことを多々言われたことが。
しかし物事をはっきり言えることが、上司たちからはリーダーシップの才能があると捉えられたようで、社内初の女性管理職に任命されていました。
顔色を伺わずに言いたいことを言えて出世もできるのは羨ましかったですが、その反面でYの言葉で気分を害された人も多く。彼女のようになりたいかと言われたら『NO』です」(女性・36歳)
だんまりな人が多い中で、人の顔色を伺わずに言いたいことが言えることは、特別な人間に思われて、出世や収入に影響するのかもしれない。だが一方で、人を傷つけてしまったりイヤな気持ちにさせてしまったり…という恐れもある。
「人の顔色を伺わない」すなわち相手の気持ちを考えずに言いたいことが言えるのは、美徳といえるのかは難しいところだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・オレンジおっかさん)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年4月22日~2016年4月25日
対象:全国20代~60代の男女1,365名(有効回答数)