洗濯から商売まで!天気予報をいろいろ見比べる人たち
民間気象会社が増え、利用者がどの天気予報サービスを見るか選べるようになった。
スマートフォン向けの天気予報アプリも多く、代表的なものでは日本気象協会の「tenki.jp」、ウェザーニューズの「ウェザーニュース タッチ」などがある。
それぞれの気象会社の予報を比較してみると、微妙に予報に差が。特に1時間予報はかなり違うことも。そんな複数の天気予報を見比べて、役立ている人はどれほどいるのだろう?
しらべぇ編集部が調査をおこなったところ、4人にひとりが天気予報を複数見比べていると回答。
天気予報はひとつで十分と思う人も多い中、いろいろチェックする人も少なくない。
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■年を取るほど天気予報に興味が出る?
男女間で、天気に対する意識の違いはあるのだろうか?
調査の結果、天気への興味は男女で差がないと判明。では、年代別ではどうだろう?
20〜30代と比較して40代から少し多くなっている。できるだけ正確な天気を知りたいと思うのは、年齢を重ねてからのようだ。
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■洗濯から店の売上にまで営業する天気予報
複数の天気予報を見比べて、どのように活用しているのだろうか? しらべぇ編集部の取材では、次のような答えが。
「すべて予報が晴れかどうかを確認して、洗濯をする日を決めている」(30代女性)
また飲食店で働く30代男性は、天気予報の確認も仕事のうちだと語る。
「天気は営業を左右するので必ず確認。朝から雨ならお客さんが少なくなったり、帰宅時間帯に雨が降ったら、雨やどりを兼ねて来店する方がいたりと降る時間で影響があります」
ひとつの天気予報の確認ではいけないのか?
「よく当たる会社があればそれ一本にしますが、どこも当たるときもあれば外れるときもあるのが現状。天気が変わりやすい春や秋はとくに…」
映画『バック・トゥー・ザ・フューチャー2』で行った未来の世界では、5秒後に雨が止むのを当てていた。その未来の日付は2015年10月21日とすでに過ぎているが、まだそこまでの予報は難しい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年5月20日~2016年5月23日
対象:全国20代~60代の男女1,378名 (有効回答数)