小中学校の道徳『愛国心』が評価対象に?ネットの声「戦時中かよ」

2016/06/17 16:30

FireShot Capture 048 - 2016.6.10【今週の活動報告】子どもの道徳心に成績をつける? - YouTube_ - https___www.youtube.com_watch

2016年6月10日にYoutubeで公開された、民進党の長妻昭氏の活動レポートが物議をかもしている。それはなんと、2~3年後から小中学校の道徳の教科で『愛国心』が評価対象になるというのだ。

日本人として国を愛する心を持つというのは当たり前のこと。しかし、それが世間のことが分かる大人になる前の、子供たちの大事な進路にも関わる評価になってしまっていいのだろうか? と思い詳しく調べてみると…



 

■公明党や文科省は反論

長妻氏はTwitterでも

「その評価は、数値による評価でなく、記述式の評価であり、他の児童・生徒との比較による相対評価ではなく、その児童・生徒がいかに成長したかを評価するとしている。その道徳科の指導内容としては「国や郷土を愛する心をもつこと」、いわゆる「愛国心教育」も含まれるとしている。」

…と発言しているが、じつはこの内容に関しては正しくないと馳浩文部科学相や、公明党のいさ進一議員などから反論が出ている。

馳浩文部科学相は産経新聞の取材に対し

「愛国心を個別評価することはなく、評価もしないし入試に活用したり内申書には書かない」

いさ進一議員は、自身のTwitterで文部科学省から提出されたQ&Aを見せた。


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■Twitterの反応

すでに文科省から反論はされているものの、長妻氏の報告はTwitterなどで拡散され、中には「戦時中かよ」といった反応を見せている人も。


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■道徳の内容が変わるのは事実

実際のところ、評価についてはされないものの平成30年から小学校、31年から中学校で行われている道徳の教科で「国を愛する態度」「自立」「向上心」「節度」「思いやり」を取り扱うらしい。

評価にならなくても国を愛する態度を教えるというのは、内容によっては思想の統一につながる可能性もあるといった意見もあり、親としては教科書の内容が非常に気になるところだ。

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(取材・文/しらべぇ編集部・ロバ耳太郎

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