「フェス痴漢」が深刻化 後ろから胸をムギュッとされた女子も

2016/06/20 18:00


©写真AC
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最近では「といえばこれ!」というくらい、若い世代を中心に浸透しているフェス。そこには、さまざまなアーティストが一堂に会し、会場全体が一体となって盛り上がるという非日常の楽しさが広がる。

そろそろもっともフェスが盛り上がる時期になるが、痴漢行為に遭う女性もいるので注意が必要だという。しらべぇ取材班はその実態を確かめるべく、「フェス痴漢」経験者の女性4人から話を聞いた。



①後ろから胸をムギュッと…

「私の大好きなアーティストはロック系のバンドグループ。だから当然、男性ファンも多い。以前に参加したフェスでは、サビ部分にさしかかり盛り上がってきたところで、両胸を後ろからムギュっとされたことがあります!


それだけでも最悪の気分になったのに、曲が終わったらナンパまでしてきた。出逢いにはいろいろあっていいと思うけど、さすがに神経を疑いますね」(25歳/フリーター)


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②突然手を握られる…

「大好きな男性K-POPグループの登場を心待ちにしていると、隣にいた男性に突然手を握られて『一緒に応援しよう』と言われたんです。


もしかしたら彼もK-POPが大好きで、気持ちが高ぶってしまっただけかもしれませんが、女性からすれば恐怖しかありませんよ。見ず知らずの人と一緒に応援とか絶対にムリですから!」(29歳/保育士)


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 ③ジャンプすると手が用意されていて…

「アーティストさんの掛け声に合わせて、思いっきりジャンプをしたときのことです。ジャンプ前にはお尻のところにはたしかに何もなかったはずなのに、着地したときにはそこに手が用意されていたんですよ。


あれは気持ち悪かったな。結局どこの誰の手だったのかは、わからないままなんですけれどね」(26歳/販売業)


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 ④押されるフリして体を密着…

「波におされてよろけるフリで、体をくっつけてくる男性に遭遇したことがあります。汗でベタベタしてて気持ち悪いし、耳元でゴメンって言うのも勘弁してほしかった。それが仮にイケメンだったとしても、気持ち悪くて許せないです」(27歳/サービス業)


「痴漢は犯罪です!」というポスターが、フェス会場の景観を乱すほどバンバン貼らなければならない時期も来るのだろうか。自己中心的な考えで、純粋に音楽を楽しみに来ている人の邪魔をしないでほしいものである。

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(取材・文/しらべぇ編集部・小林ユリ

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