アイスケースに入り写真撮影した若者が逮捕! 「まだいたのか」と呆れ声
福岡市内のコンビニでアイスケースに入り写真撮影をした2人が逮捕されました。
福岡県警は20日、昨年8月に市内のコンビニエンスストアでアイスケースに入り写真撮影をしたとして、26歳と25歳の男2人を器物損壊および建造物侵入の容疑で逮捕したと発表。
調べによると、25歳の男が店内のアイスケースに入り、それを26歳の男が撮影。中に収められていたアイスクリーム288個を汚した疑いがもたれている。2人はおそらくだが、SNSへの投稿を目的にこのような行為におよんだとみられる。
■時代遅れの行動に呆れ声
不適切な行為を撮影した画像をSNSにアップし、大炎上するケースは3年ほど前に大流行したが、現在はネットリテラシーの向上やネット私刑(リンチ)などの影響で減少しているのが現状。
それだけに今回のニュースについては「いまだにこんな奴がいるのか」と時代遅れの人間と感じる人が多いようだ。
https://twitter.com/momonoko91/status/745076253783318528
ちなみに、しらべぇ編集部の調査でも、ネットの炎上を経験したことがある人はわずか4%であることがわかっている。
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■過去の事例と顛末は以下のとおり
TwitterやFacebookに不適切行為をアップロードしたあと炎上し、転落していった人は決してく少なくない。主な事例と顛末は以下のとおり。
①蕎麦屋の洗浄機に入る
東京都多摩市の蕎麦屋でアルバイトしていた大学生の男が、洗浄機に入った画像をTwitterに投稿し「洗浄機で洗われてきれいになっちゃった」とツイートしたところ、大炎上。しばらくして、実名が特定された。
また、ほかの3人の学生も無法行為を繰り返したことが発覚。店にクレームの電話が殺到し、倒産。店主は犯人グループに1385万円の損害賠償を請求したが、最終的に和解金200万円で決着したと報じられ、怒りが広がった。
この一件後「バイトテロ」ということばが流行し、同様の事件が多発。2016年にもホテルの洗浄機に入る画像をアップする事件がおきている。
②土下座写真を投稿
滋賀県内の女子高生が、ボーリング場の店員が土下座している画像を「めっちゃおもろいわ」と公開し、炎上。店員が未成年の女性2人に年齢確認をしようとしたろ、連れの男が激怒し、45分にわたり土下座を強要したことが発覚した。
男は当初、「勝手に土下座した」と主張していたが、後日強要罪で逮捕。テレビでも実名報道された他、懲役8ヶ月の実刑判決となった。
③牛丼チェーン店の女性店員が卑猥画像を公開
牛丼チェーン店でアルバイト中の女子高生店員が、店で自慰行為や全裸画像などを次々と公開し、「不衛生だ」と炎上。女性は本部から厳しい処分を受け、退職させられたようだ。なお、女子高生はその後、ビデオ作品にデビューしている模様。
このような事案が発生すると、すぐに学校や本名、住所などの個人情報は流出してしまう。たかがSNS、されどSNS。人生を狂わせないように使いたい。
(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
対象:全国20代~60代の男女1365名(有効回答数)