「男はATMじゃない」とインド人激怒!マラソン大会が大変なことに

社会

2016/06/23 11:30

Vaastav Foundation
Vaastav Foundation

1月にインドのムンバイ市で開催された「ムンバイマラソン2016」において、参加者の中に奇妙な格好をした集団が混じっていたようだ。

ATM(現金自動預け払い機)や囚人の格好をした男たちは、どうやら何かを主張するために参加したようだが…。


 

■ATMに囚人服

一風変わったスタイルがかなり目立っているこの男たちは、「Vaastav Foundation」というインドを拠点に活動する男性の権利団体のメンバーのようだ。

手前の仮面をつけた男性は囚人服に身を包み、腕には手錠を模したロープを巻きつけている。中央の男性の姿はどうやらインドのATMのようだが、胴体には「男の権利は人間の権利」と書いてある。

一体なぜ、彼らはこのような格好をしているのだろうか?

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■男性はATM扱いを受けている?

この人たちはインドの法制度の中で男性が不平等な扱いを受けていると感じており、それに警鐘を鳴らすためにこのような格好で参加したそうだ。

「男性は家庭の中でATMのような役割を課されており、ひとたび十分な金額を渡せなくなると、たちまち家族を虐待しているかのような扱いを受けてしまう」


と語るのは参加者の男性。また「世の男性たちが痛みを告白できるようになる日まで、全ての物語の中で女性は犠牲者として描かれてしまうだろう」とも語っている。


■日本とインド

インドと日本とでは法制度も男女にまつわる価値観も異なるとはいえ、似たようなことは日本でも昔から言われているよね。

とはいえ今の日本は共働きの家庭も多いし「夫婦で働いているのに生活が楽にならない…」なんてこともザラにある世の中なので、「男性のATM扱い」自体は随分減ったのかもしれないけど…。

インドでは女性の権利について考えさせられるような出来事が度々起きているだけに、お互いが無理なく生きていけるようなやり方を見つけて欲しい。

参考リンク:Vaastav Foundation

(翻訳・文/しらべぇ編集部・びやじま