辞め時かも?会社の経営が傾きかけている「3つの兆候」

2016/06/26 18:30


会社
sunabesyou/iStock/Thinkstock

どんなに勢いのある会社でも、その勢いが落ちることはよくある話。法人で赤字企業は全体の70%であり、中小企業の90%が10年以内に倒産をするデータが出ている。

入社当時は好景気だと思ったものの、数年後には厳しい状況に陥った経験者もいるであろう。しかしながら、上場企業であれば財務情報が開示されているものの、未上場であればいちスタッフが状況を知ることが遅れる傾向にある。

傾き始めている会社の傾向はなんのか? しらべぇ取材班では、そうした会社の状況を知る人に話を聞いてみた。



①管理部スタッフの退職が続くとヤバい

「会社の財務情報をいち早く知るのは、管理部所属の経理・財務部門。このポジションにいるスタッフの退職が続いた場合は、『クロ』の可能性が高いです。


銀行口座からどんどんお金がなくなっていくことや、銀行の貸し渋りを目の当たりにしたり…そうした情報をキャッチした退職者の転換理由を知ることになります。


このあたりの情報で将来が厳しくなることを知り、先を見据えて転職する傾向にあります」(経理担当/30代女性)

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②役職者のミーティングが増加傾向

「部長クラス・役員・代表のミーティングの回数が以前よりも増えている場合は、何かあると考えた方がよいでしょう。


期末であれば査定や部署異動の話の可能性も高いですが、それ以外であれば一度のミーティングでは決められない重大な会社の方向性の話をしています」(営業統括担当/40代男性)

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③社長が現場に出てくる機会が増える

「社長が現場営業の同行に来たり、口出しをするようになったら危ないです。社長業務を放棄してビジョンが語れなくなり、目の前の売上を立てないとヤバいということで。


また『頑張れ』と精神論を連呼する場合は、自分自身を励ましている場合が多いですね。これ、本当に大赤字でした」(営業担当/30代女性)


会社の状況をいち早く知るのが、管理部門スタッフと営業メンバー。この2部署に注目してみると、会社の情勢を知ることができるよう。自分の会社はどうなのか。気になる人は、探ってみてもいいかもしれない。

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(取材・文/しらべぇ編集部・松岡佑季

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