大盛り無料の店で普通サイズ 「損した」と思う人の傾向は
「ランチタイム大盛り無料!」「大中小どれでも均一料金」なんて飲食店が増えている今。大盛りが無料のお店で普通サイズを頼むと、何となく悔しい…そんな人も多いのでは。
しらべぇ編集部ではそんな「損した気分になる」人がどれくらいいるのか調査してみた。
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■4人に1人は「損した気分」
すると、28.8%の人はそう思うと回答。4人に1人は損した気分になっているのだ。
「どの量でも同じ金額って、つまり、少ない人のほうが多く払ってますよね?」(20代女性)
「少なめで、ってお願いして同じ料金なのは仕方ない。だけど、大盛り無料はなんとなく嫌」(40代女性)
やはり一定料金で量を選べる仕組みは、小食の人からすれば納得いかない様子。では、男女・年代別で見るとどうなのか。
女性よりも食べる量も多いからか、「損した!」と感じる人は全年代で男性のほうが多い。また、年齢が上がると割合は下がっていく。
調子が良ければ大盛り食べられるのに…という思いが、そうさせるのだろうか。グルメサイトなどの口コミでも、『ハシゴしたいので泣く泣く』『今日は体調が微妙なので、残念ながら普通盛り』なんて表現がみられる。
「普段大盛り頼んでる店で普通盛り頼むと、本当に悔しい。いつもより無駄にお金払った気分になる」(30代男性)
みんなこんな気持ちになっているのかも。
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■収入よりもアレに関係?
では、お金に余裕があるであろう高収入の人はそう感じないのだろうか。
年収別でみてみると、まったく比例しないことが判明。お金を稼いでいるからこそ、小さな損得にも厳しいのかもしれない。
では、よく食べそうなイメージの強い、太め体系の人はどうだろう。
想像通り、太めの方々は割合が高い。しかし意外なのが、とても痩せている人の回答。太めの人たちと同じくらい「損している」と思っているのだ。
「食べたいけど我慢しているのに」(20代女性)
「大盛りを無料にするくらいなら、小盛りは割引してくれ」(20代男性)
たくさん食べる人ばかり優遇するな! という気持ちがある様子。たしかに、少な目にすると割り引いてもらえるお店は少ない。大盛りを無料にするなら安くできないの? なんて考えるのも不思議ではないだろう。
思い切り食べたいときにはありがたい、大盛り無料。もったいないからと食べきれない量は頼まないように。
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(取材・文/しらべぇ編集部・たつきあつこ)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年6月24日~2016年6月27日
対象:全国20代~60代の男女1,358名 (有効回答数)