内緒だよ！年収1000万円以上の4人にひとりは隠し事を
「水も漏らさぬ堅い守備」という表現があるが、ネットは時として「網」のごとく大事な情報を漏らして流して拡散させる。個人情報の流出、SNSアカウントの乗っ取り、有名人目撃ツイートで大炎上、などがニュースになることもしばしば。
個人情報のポロリはもちろん勘弁願いたいが、人間だもの、知られたくない話は他にもあるはず。筆者自身「忘れたい過去」「人には言えない趣味・趣向・野望」は持っている。
そこで今回、「しらべぇ」にてこんな調査を実施してみた。見せられない情報と見せたくない趣味、どちらが重いのか？
「個人情報より知られたくない趣味がある」という、言いづらそうな質問に答えてくれた方々に感謝を申し上げつつ、まず男性の結果から見ていく。
見ての通り、20代、30代が際立った数字を記録している。まだまだヤンチャな20代がトップでもおかしくないが、30代がトップというのはなぜだろう。仕事で油が乗り切ってくる時期だから、趣味の幅も広がってくるということだろうか。
女性のデータに目を移すと、男性とはガラッと傾向が変わっていた。
20代が際立っているものの、全体的に「あてはまる」という回答は少ない。40代以降になると軒並み10％を切っている。男性は30代がトップだったのに対し、女性の30代はトップ20代より10ポイントも下回っている。
30代で男女に対照的な差が出た点は気になる。推測するに、男性は生活も安定して趣味に時間を使いたくなる、女性は家庭に入るから内緒の趣味もそうそう持てない、ということか？ 既婚女性は30代の夫が不審な動きを見せたら警戒してみるといいかもしれない。
次に年収別の数字を見てみよう。秘密が多いのはどれぐらい稼いでいる人？
ずば抜けた数字を見せたのは、個人年収1000万以上の方々。次点である700万～1000万に5ポイント以上の差をつけている。高収入な人の4人にひとり以上は内緒の趣味を持っているとは、実に興味深い。
「幸せだから笑うのではなく、笑っているから幸せなのだ」という格言があるが、稼いでいるから秘密があるのか、秘密があるから稼げているのか。趣味そのものは追及しないので、この答えだけ、知っている人は教えてほしい。
（文／しらべぇ編集部・田村R）
調査期間：2016年5月20日～2016年5月23日
対象：全国20代～60代男女1,378名（有効回答数）
