後でググればOK?知ったかぶりをしたことがある人の言い分
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」とのことわざがあるが、わかっていてもついついしてしまう知ったかぶり。知らないことを認めるのは、なかなか勇気がいることだ。
しらべぇ編集部では、「知らないことを知っているように振る舞ったことがある」かどうかの調査を実施した。
4割以上の人があると回答。つまり残り6割近くの人は、正直に知らないと言っていることになる。意外と素直な人が多い印象だ。
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■知らないことを知っているふりをする20代の女性
性年代別で見ると、20代に特徴的な傾向が。
20代では男女間で、大きな差がある。女性はほぼ半数が知っているように振る舞った経験があるのに対し、男性は3割程度しかいないのだ。
男女ともに20代なら、知らないことがたくさんあっても不思議でない。20代の女性は、大人ぶりたい年頃なのだろうか?
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■高収入は立場上、知らないと言いにくい?
個人年収別でも、見てみよう。
年収が1,000万円以上の人が一番多い割合。社会的立場が高い人は、自分が無知だと思われるのを恐れ、「知らない」と言いにくいかもしれない。
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■知らないことはググればOK?
編集部の取材に応じた30代の男性は、知らない話になると次のように対応しているそう。
「知っているふりをして話すことはないが、知らないことが話題になったときには適当に流しています。話の流れをぶった切ってまで知らないと言って、『空気が読めない』と思われるのも嫌なので」
知らないことを、そのままにしておく恐怖はないのだろうか? この質問に、彼は次のように返した。
「知らないことは、後から検索をして調べればいいので」
インターネット時代に「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」は、通用しなくなってしまったのだろうか?
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年6月24日~2016年6月27日
対象:全国20代~60代の男女1,358名 (有効回答数)