必要不可欠なのに…生理用品の購入が恥ずかしい女性の心理
女性なら初潮から閉経まで使い続ける生理用品。なくてはならないものなのに、購入するときに恥ずかしく感じる女性もいる。
そこでしらべぇ編集部では、全国20〜60代の生理のある女性400人に「生理用品を購入するとき、恥ずかしいと思ったことがある」かどうかの調査をおこなった。
その結果、約3割の人が生理用品を購入する際に、恥ずかしいと思った経験があると回答。
では、なにが恥ずかしく、どのような方法で対処をしているのだろうか。
■生理用品を購入するレジに男性は嫌!
なぜ恥ずかしいのか聞いたところ、次のように答えた人が大半。
「男性がレジだと恥ずかしい」(女性40代)
「男性店員しかレジにいないときは、嫌だと思う」(女性20代)
やはりレジが男性の場合、相手は慣れているとはいえ抵抗があるようだ。
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■男性(イケメン)のレジには並ばない
では、生理用品を買うとき、どのような対策で恥ずかしさを回避しているのだろうか?
「男性店員のいないときを狙う」(女性20代)
「女性店員のレジに並ぶ」(女性30代)
男性に見られるのが嫌なのだから、やはりこの方法しかない。しかし中には、こんな答えをした女性も。
「かっこいい店員のところには並ばない」(女性30代)
かっこよくない男性なら、この女性は気にならないようだ。
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■生理用品を購入する恥ずかしさはレジだけではない!
女性が生理用品を購入する際に気を遣うのは、レジだけではない。
「商品を手に取ったら人目にあまり触れないように、できるだけ早くレジで会計するようにしている」(女性20代)
「カゴに入れる際に見えないように下の方に入れたり、上に何かを乗せたりして隠す」(女性40代)
購入する前も男性客に見られないように、こっそりとレジに持っていく努力をしているのだ。店側も、そんな女性の心理に対応。
「見えないように、包装してくれる店に行く」(女性40代)
薬局やドラッグストアで生理用品を買うと、中が見えない色の袋に入れるなどの配慮をしてくれるところがほとんどだ。
なぜ生理用品が、そんなに恥ずかしいものになってしまったのか? 月経がある女性にとっては、必要不可欠な商品。そろそろ、隠す文化から脱却すべきではないだろうか。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年6月24日~2016年6月27日
対象:全国20代~60代の生理のある女性400名 (有効回答数)