早く配信開始して!ポケモンGOが待ちきれない人のためのニュース一覧

2016/07/17 11:30

※画像はYouTubeのスクリーンショット
※画像はYouTubeのスクリーンショット

世界中で話題になり毎日のように新しいニュースが入ってくる『ポケモンGO』

この記事の執筆時点でまだ日本での配信は開始されていないため、海外での盛り上がりに対してじれてきているポケモンファンも多いだろう。

そんな古参ファンたちや「『ポケモンGO』って何?一体何がおもしろいの?」という人たちのために、ここ最近であった関連ニュースをまとめてみた。



 

■『ポケモンGO』の基礎

まずは基本をおさらいしておこう。

『ポケモンGO』とは任天堂のスマートフォン向けARゲームで、6日に米国とオーストラリア、ニュージランドで先行配信されて以来、ヨーロッパ各国でも順次リリースが開始されている。

AR(拡張現実)ゲームという名前が示すように、プレイヤーはスマートフォンのカメラを通じて現実世界にポケモンの姿を見つけられるようになる。

つまり『ポケモンGO』はプレイヤーが実際に外に出てポケモンを探し、捕まえ、戦わせて育てるというのが基本の仕組みだ。


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■絶大な人気と任天堂株の暴騰

先行配信が開始された6日夜、『ポケモンGO』はたった5時間で米国のiOS及びAndroidのアプリストアのダウンロードランキング1位に浮上。これは2016年最大のヒット作品と言われる「クラッシュロワイヤル」の3分の1以下の時間というから驚きだ。

また、7月10日時点でのアクティブユーザー数はTwitterに匹敵するほどで、思わぬアクセス集中によって全世界での公開を一時見合わせている状況だ。

さらに東京株式市場では任天堂株が連日の高騰。7日から15日までの間に任天堂の時価総額は1兆8200億円増加したというから驚きである。


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■『ポケモンGO』が生んだ様々な「事件」

なぜそれほどまでに『ポケモンGO』が人気なのか?それは子供だけではなく、大人たちのハートもガッチリ掴んでいるからに他ならない。

『ポケモン』シリーズは2016年で20周年を迎えた。物心ついたときからポケモンと一緒に育ってきた20代30代の大人たちが、成長した今でもポケモン探しに奔走しているのである。

その証拠に、リリースから間もないにも関わらず、海外では既に以下のような「事件」が起きている。

・女の子がポケモンを探している最中に死体を見つける。
ワイオミング州に住む19歳の少女が、自宅近くの川でポケモンを探している最中に男の死体を発見。

・米国のプロレスラーが勝利者インタビュー中にポケモンGOで遊ぶ
勝利者インタビューそっちのけで『ポケモンGO』にハマっていたのはWWEのタッグユニット「ブリーザンゴ」の片割れ、ブリーズ。しかし本当はもう一人もハマっていたというオチ。

・『ポケモンGO』ユーザー目当ての強盗が逮捕される
ミズーリ州では、位置情報を利用してユーザーを人気のない場所に誘い出し金品を脅し取った4人組が逮捕されている。

・ニューヨーク市長「ごめんよピカチュウ。我々は犯人逮捕で忙しいんだ」とツイート。
『ポケモンGO』で犯罪率が増えることを懸念しての発言とみられるが、意図がよくわからず炎上。

・アンチゲイを主張する教会がジムに
プレイヤーが教会の位置に「ラブ・イズ・ラブ(愛は愛だ)」と名付けたピッピを配置したことに対して、協会側は「ポケモンは男色家のゲームだ」と主張。

・利用不可能な韓国でポケモンに群がる人々
韓国は安全保障上の理由で『ポケモンGO』が利用不可能。しかし日本海に面した一部地域では利用できてしまい、「抜け穴」に対して大勢のプレイヤーが殺到したそうだ。

・アメリカ人が「メートル法」に目覚める
アメリカは世界でも珍しくメートル法を採用していない国。『ポケモンGO』はメートル表記のため必死にメートル法を学習しているほか、距離をヤード・マイルに変換するアプリの検索率が急上昇している。


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■期待も大きい反面、トラブルの温床にも…

その他にも歩いてポケモンを探しにいくため肥満対策になるとか、うつ病の予防になるとか、地域経済を活性化させる地方創生の切り札だとかとにかく色々なことを言われまくっている『ポケモンGO』。

期待も大きい反面、歩きスマホや対人トラブルの増加などは既に懸念されており、先行配信されている国から学ぶことも多そうだ。

日本でも待ちきれなさからか毎日のように「本日◯時リリース!」と誤情報が飛び交っているが、この記事が掲載されている頃には本当にリリースされていたりして…。

公式サイト:ポケモンGO

関連リンク:bbc, the guardian,東洋経済オンライン,twitter

(取材・文/しらべぇ編集部・びやじま

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