銀行の口座残高1000円切り 創意工夫で乗り切る人たち
ある程度の貯蓄がなければ不安になる。しかし給料日前に懐が寂しくなるのは、仕方がないこと。中には、極度の金欠に陥る人も。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代男女1,358名を対象に、「メイン銀行の残高が1,000円を切ったことがある人」についての調査を実施。
3割近くの人が経験をしており、決してめずらしい出来事ではないのだ。
また年代や個人収入で見ても、大きく開きがある層はない。収入格差や貧困の問題よりも、個人の性格によるものが大きいのだろう。
■給料日までおなかを持たすコスパのいい食材はこれ!
預金が1,000円を切った人は給料日まで、どのように乗り切っているのか。
「ひたすら我慢」(女性20代)
「気合い」(男性20代)
根性論になっているが、具体的に言えばこれだろう。
「お金を使わない」(男性20代)
お金を使わないように、外出を控えると答えた人も多い。ただ家にいても、食事は必要である。
「家にある食べ物で飢えをしのいだ」(男性30代)
低コストで、おなかを満たせるものが人気だ。
「パスタを毎日食べた」(男性40代)
「キャベツのみ食べて過ごした」(男性50代)
ただこれらを手に入れるのさえ困難なときは、このように…。
「なにも食べなかった」(男性50代)
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■借金から日雇いバイトまで、乗りきれなかった人が取る行動
「乗り切れなかった」(男性20代)
こんな場合、なんとかしてお金を工面する必要がある。
「親に借りた」(女性30代)
「友達を説得して、お金を借りた」(男性20代)
家族や友人が無理な人は、こんなところにまで…
「消費者金融でお金を借りた」(男性30代)
お金を借りるのではなく、自分の力で用立てる人もいる。
「日払いのバイト」(男性40代)
「ブランド品を売りに行った」(女性40代)
またこんな方法で乗りきった人も。
「ポイントを使って買い物したり、電子マネーの残高内で買い物したりする」(女性20代)
「家にあるへそくりでなんとかした」(女性20代)
普段は小さなものにしか思えないポイントも、いざというときにはありがたい存在になる。
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■預金が1,000円を切るのはよくあること?
預金が3桁になると、かなり追い込まれた状態に思える。しかし人によっては、そうでもないらしい。
「よくあることなのでピンチでもない」(男性20代)
「べつに給料前なら普通のこと」(女性60代)
頼もしささえ感じるのが不思議である。
お金がなくても、創意工夫で乗り切っている人はたくさんいる。自分の懐がピンチになったときに、参考にしてはみてはどうだろう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年6月24日~2016年6月27日
対象:全国20代~60代の男女1,358名 (有効回答数)