米スタバがWi-Fiに「ポルノブロック」導入→見る人いたの?
米スターバックスは米国時間7月15日、店内の公衆Wi-Fiに成人向けサイトへのアクセスをブロックするフィルターを設けることを明らかにした。
■家族づれに優しいWi-Fi
これはマクドナルドが先日、店内Wi-Fiでそのようなサイトにアクセスするのを規制したと発表したのに続く動きである。「家族づれに優しいWi-Fi」と言われているようで、なんとなく不思議な響きである。
一見、馬鹿馬鹿しいニュースにも思えるが、「Enough is Enough」と「全米性的搾取センター(NCOSE)」なるふたつの団体が圧力をかけた上での対応。スタバの発表を受けて、無料Wi-Fiを公開している企業は対応を迫られていくことになるだろう。
今後、日本でも導入されていく可能性もあり、そうなると我々に対してもなんらかの通知があるかもしれない。
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■むしろ困る人はいるのか?
ところで、このニュースで気になるのは、「そもそもスタバでムフフなサイトを見る人がいるのか」ということだ。通常、自分の部屋にこもってひとりで楽しむもののはずだが、公共の場で、よりによっておしゃれなカフェで……。
しかし、6月には福井県池田町の議会事務局長が、職場PCを乗っ取られ、内部情報が流出するという事件も起きている。神聖な職場で見る人もいるんだから、カフェで見る人もいるのだろうか……?
と疑問に思ったので、しらべぇ編集部の岡本拓記者に話を聞いてみることにした。
「データの光で、今まで隠されてきた問題を照らす」という媒体の理念を遂行すべく、日夜ムフフな記事を量産している彼だが、取材が多いためスタバでもよく執筆しているらしい。
「結論から言うと、スタバでそういう記事を書いたことはないですよ。周りへの配慮という意味もありますが、『決して片手間に見るものではない』というのが一番の理由です。
ひとりでこっそりと、玄関や部屋のカギをきちんと閉めて、念入りに手を洗う……そこまでが最低限の準備です。僕の言ってること、わかりますか?」
正直、なにを言っているのかよくわからなかったのでインタビューは開始30秒で中断されたが、いずれにせよ、カフェで見るものではないということだろう。紳士な男性読者諸君は、今まで通りこっそりと自室で鑑賞を楽しもう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・クレソン佐藤)