こーら、ビックリ！ウィルキンソンの新作は「透明なコーラ」

強烈な炭酸とスッキリとした飲み口…アサヒ飲料の人気炭酸飲料「ウィルキンソン」。

100年以上の歴史を持つ同商品は、その歴史に胡坐をかくことなく、生姜を効かせたジンジャエールやハイボールブームをけん引した炭酸水など、常に時代に合わせて挑戦する姿勢を貫いている。

そして2016年7月19日、ウィルキンソンが発表した新作は「透明なコーラ」であった。

極限まで研ぎ澄まされた新感覚・無糖のコーラと銘打たれた「ウィルキンソン タンサン ドライコーラ」。コーラの「茶色」「甘い」というイメージを覆したであろう同商品はいったいどんな味なのだろう。

■見た目は完全に炭酸水

こちらが現物。見た目は通常の炭酸水にしかみえない。原材料は水、炭酸、香料のみ。通常のコーラはカラメル色素、甘味料、酸味料、カフェインなどが含まれていることを考えるとあまりにもシンプル。

グラスに注ぐとほのかにコーラの香りが漂う。ウィルキンソンらしい、強い炭酸をその泡立ちから感じる。しかし本当にコーラなのか…疑問が頭をもたげた。

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■新しいコーラの形

口に含むと、まずコーラが香り立つ。そして強烈な炭酸が喉を過ぎる。ただ、いつものコーラであれば感じるはずの甘みはない。甘みゼロだ。

コーラ風味の炭酸水、それがコーラ好きの記者が持った一口目の印象。しかし、飲み進めていくとコーラを飲んだ後のような満足感に満たされた。

慣れ親しんだコーラを求めているなら、これはコーラではない。しかし、普通のコーラは甘すぎて飲めないという方にとって「ウィルキンソン タンサン ドライコーラ」は求めていた味ではないだろうか。

スッキリとした後味と炭酸の爽快感。甘みをあえて排除し、コーラの魅力だけを残したような新感覚のコーラ。そのままはもちろん、食事のお供、アルコールで割るなど、さまざまな楽しみ方ができそうだ。

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（取材・文／しらべぇ編集部・サバマサシ）