UFOキャッチャーはボッタクリ？意外にも男性のほうが…
ゲームセンターの華、UFOキャッチャー。90年代にキャラクターのグッズを景品としたことがきっかけで、人気を獲得した。
キャッチャーでしか手に入れることのできないぬいぐるみなどをゲットしようと、大量の100円玉を抱えて挑戦する若者が続出している。なかには、1万円以上をつぎ込む人もいるとか。
ぬいぐるみをゲットするなら、購入したほうが安あがりに思え、仮に景品を手に入れたとしてもボッタクリにあったような気分になってしまうのではないだろうか？
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■UEOキャッチャーはボッタクリだと思う？
そこでしらべぇ編集部では全国のUFOキャッチャー経験者に「UFOキャッチャーはボッタクリだと思うか」聞いてみた。
結果、5割が「思う」と回答。商品をゲットできるか否かのスリリングなゲームであることは間違いないが、1回でゲットすることはきわめて難しいことから100円玉を何枚も投入してしまい、後に「ボッタクリ」と感じてしまうのだろう。
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■男性のほうが好意的
次に「ボッタクリだと思う」と答えた人を性世代別にみてみよう。
全体的に女性のほうが否定的で、40代以上は6割が「ボッタクリ」と感じているよう。一方男性は好意的で、30代はその割合が4割まで落ちる。
30代といえばUFOキャッチャーの人気が出た90年代に学生だった世代。当時の男子は、女子の気を引くために商品をゲットしようと必死になり、自分なりの攻略法を知っているのかも。
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■近畿・中国民が否定的
さらに地域別でみてみると…
首都圏や東北は4割から5割と割合が低めにになっているが、気が短いと言われる近畿・中国地方の住民は、とれそうでとれないUFOキャッチャーのスリルに「ややこしいんじゃ」とイライラしているよう。
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■経験者に話を聞くと
複数の UFOキャッチャー経験者に話を聞いてみた。
「私はUFOキャッチャーが好きです。金の無駄という見方もできますが、クレーンから商品を掴んでゲットするまでのスリルがたまらなく、そのハラハラ感にお金を出していると思う。
それに100円で景品をゲットできたら嬉しいじゃないですか。そのために様々な研究をし、必勝法を考えるんです。私は、マスターしました。もちろん、人には言えません。
皆さんも練習すれば簡単に攻略することができますよ。そうなれば、ボッタクリとは感じないでしょう」（30代男性）
「1回だけのつもりでやるのですが、景品をとれないと腹が立って何度もやってしまいます。とれそうでとれないところに景品が置いてあって、結局なにもとれずに帰るんですよね。
わたしも子供のために挑戦したことがありますが、5000円くらい使ってしまいました。せめて粗品でももらえるような仕組みを構築してほしい。あれじゃ本当にボッタクリですよ。」（40代女性）
やはりなにも商品をゲットすることができないと、「ボッタクリ」と感じてしまうようだ。
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（取材・文／しらべぇ編集部・佐藤 俊治）
【調査概要】
方法：インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間：2016年6月24日～2016年6月27日
対象：全国20代～60代のUFOキャッチャー経験者917名（有効回答数）
