半袖で「年齢バレる」と女性の声  サバ読みには動かぬ証拠も

2016/07/26 11:00


腕を出した女性
©写真AC

首都圏など東日本では、例年になく気温の低い日が続く。一方、梅雨明けをとっくに迎えた西日本には、厳しい暑さが訪れている。半袖を着用する人が、いよいよ多くなってきた。

半袖は、暑さをしのぐためには有効な服装だが、とりわけ腕部の肌をもろに露出することになる。女性の中には、半袖を忌避する人もあるようだ。


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■女性の2割「半袖こわい」

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しらべぇ編集部の調査によると、「半袖の季節が怖い」という人の割合は13.9%。決して多くない。ところが男女別では、男性の6.8%に対して女性は21.0%と数値が大きい。


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■「半袖こわい」理由は?

「怖い」とする理由を探ったリサーチで男女共に目立ったのが、「肌が弱いから」「日焼けに弱いから」という声。確かにつらいところだ。かといって長袖で我慢していると、汗で余計に肌を傷めることにもなりかねない。

女性で目立つのは、「見た目」を気にする声。「毛深い」「肌のたるみ」「しみ・そばかす」などネガティブワードが満載だ。 女性の2割以上が半袖を「怖い」としたのもうなずける。


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■若い層ほど「半袖こわい」

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年齢別では、男女とも若い層ほど半袖が「怖い」ようだ。肌の衰えを気にするあまり、一年中、長袖で過ごしているという女性(20代)からは、切実な声が漏れた。


「むだ毛は、わきも腕も処理すればいい。ただし腕から毛がなくなってしまうと、それはそれで肌があらわになってやりきれない。長袖で隠せばボロも出ない。年齢をまともに映し出す場所だから」

いわゆる「肌年齢」は、隠しようがないものなのだろうか。


「顔の肌はメークでなんとでもなる。普段から手入れもできる。しかし腕をはじめ、衣服で隠せるところまで肌を手入れする人は少ないのではないか。そもそも肌の衰えに追いつく手入れはないように感じる」

女性に比べ男性は、「肌年齢」をあまり気にしていないというところが数字へ表れたのかもしれない。


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■「サバ読み」には動かぬ証拠も

とはいえ「肌年齢」は、明確にその人の年齢を指し示す指標とはいえない。個人差もある。しかし40歳前後では、ある年生まれを境に「それ以上」「それ以下」で年齢を見分ける方法がある。

種痘の様子
画像出典:wikipedia

見分ける方法は、天然痘の予防に国内では1975(昭和50)年までゼロ歳児への接種が義務づけられていた「種痘」の痕。接種を受けた人は通常、右上腕部に皮膚がひきつれたような円形の傷跡が残っていることが多い。

種痘痕は、40歳を超えているにもかかわらず30代への「サバ読み」に心を砕いている人ならぜひチェックしておきたいところ。若作りの「サバ読み」を暴いてやりたい一心で胸の奥底に暗い炎を燃やす人は「動かぬ証拠」として活用するといいだろう。

いずれにせよ半袖の季節には、種痘痕もあらわになりやすい。「日焼け」「むだ毛」などと併せて注意が必要だ。

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(取材・文/しらべぇ編集部・前田昌宏
qzoo-200x94【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2016年4月22日~2016年4月25日
対象:全国20代~60代の男女1365名(有効回答数)

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