「中国が嫌い」なのはどんな人?日中関係の未来に希望はあるか

2016/07/26 09:30

パンダ
Panda – Roderick Eime

アメリカ共和党の大統領候補に指名されたトランプ氏。党大会の指名受託演説では、中国の知的所有権や貿易協定について名指しで非難した。

中国との外交で問題を抱えているのは、日本も同様。中国で「反日デモ」が起きることもあるが、かたや日本国内の「嫌中」傾向が報じられることもある。

実際のところ、日本人が中国に対して、どのくらい好感を持っているのだろうか。


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■中国好き? 嫌い?

しらべぇ編集部は、全国の20~60代男女1,358人を対象に調査を実施。中国のことを「嫌い」と回答した人が全体の55.9%と、半数を超えた。

性別・年代別では、50代以上で6割を超え、60代では3人に2人が抵抗感を持っている。逆に20代は中国に対して友好的な人が多い。

日中国交正常化から44年。若い年代で「嫌い」の割合が減っているのは、希望が持てる。

中国


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■高所得者は中国が嫌い?

また、年収別では、1,000万以上の人で、中国を嫌いと答えた割合は65%以上と、他の金額帯と比べて目立っている。稼ぎが大きい人ほど、仕事で関わることが大いにありそうだ。対面した印象も考慮されているのだろう。

中国

政府の在留外国人統計によると、日本に在留している中国人は66.5万人(2015年12月末)。友好関係を深めるには、交流して文化の違いを認め合うことがさらに必要となるだろう。

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(取材・文/しらべぇ編集部・小河 貴洋

qzoo-200x94【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2016年6月24日~2016年6月27日
対象:全国20代~60代の男女1358名(有効回答数)

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