そこまで聞く必要ある?採用面接官にイラッとしたエピソード
会社に入社するときに避けて通れないものが、採用面接。新卒も中途も、3〜5回は在籍社員との面接を重ねて採用決定となる。
しかしながら、こちらがしっかり準備をしてきても、理不尽な質問をしてくる面接官もいる。場合によっては自己否定された気持ちになり、インターネット上に会社名や面接官名を書き込まれてしまうこともあるようだ。
しらべぇ取材班は、採用試験での質問でイラッとしたことのある転職活動者3名に話を聞くことができた。
①結婚出産の話ってストレートに聞くもの?
「最終面接の際に、『どこ住んでいるの? 実家に住んでいるんだ。結婚しないんだね』と言われました。
相手は既婚女性だったのですが、失礼ですよね。たとえば、『もしライフプランの変化が直近であるようだった教えてください』とか、他に言い方があると思います。
内定は頂いたものの入社してからのモラハラが心配だったので、辞退しました」(30代女性)
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②ビジネスでやっていることを趣味呼ばわり
「本業のエンジニアの仕事とは別で、外部で女性のキャリアを支えるイベントを主催していました。受けた会社のホームページにも『女性支援』という言葉が記載されていたので、仕事の一環で取り組んでいるためキャリアシートに書いたんです。
その点を面接で話をしたところ、『え、これって趣味でやっているんですか?』と聞かれてカチンときてしまいました。その割に、『どうやって始めるんですか? 仲間はどうやって見つけるんですか?』など根ほり葉ほり聞かれて。
情報だけ取られても困るので回答をお断りしましたが、本気でやっていることを趣味呼ばわりとは失礼にも程がありますよ」(20代女性)
③自分はFランク大学出身者なのに「あなた、たいしたことないね」
「執務室と会議室1部屋のみの小さい会社の面接に行ったのですが、会議室に今まで吸っていましたと言わんばかりの吸い殻がこんもり。禁煙者なのでそれだけで不快でした。今どき、会社で喫煙可能な会社ってあるんですね。
面接時も終始不愉快で、『どうして希望したんですか?』と聞かれたので答えたところ『え、それだけですか?』や、大学名を見て『たいしたことないよね』など態度が大きすぎでした。
後からFacebookで面接官の情報を見たところ、Fランク大学出身。ふざけて採用活動をしていたのでしょうか」(30代男性)
採用面接をするほうも人間なので、ときに相手に失礼な発言をしてしまうことがあるかもしれない。ただ、相手は今後お客さんになる可能性もある。
またインターネット時代のため、度が過ぎると悪口を書き込まれるかもしれないので注意が必要だ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・松岡佑季)