セレブはつらいよ!史上最も高額な「離婚慰謝料」が驚愕レベル

2016/07/30 19:00

※画像は『DailyMail』のスクリーンショット

厚生労働省が今年の1月1日に発表した2015年の「人口動態統計の年間推計」によれば、日本人の年間離婚件数は22万5000組で、2分20秒に1組が離婚している。

離婚となると、親権問題、財産分与問題、慰謝料問題などクリアしなければならないハードルがいくつもあり、抱え込むストレスは半端ではない。

そんな離婚のストレスのためなのか、先日、ある人物が泥沼の離婚劇の末に息を引き取った



 

■大富豪の離婚と莫大な慰謝料

7月20日に、サウジアラビアの大富豪シェイク・ワリード・ジュファリ氏が61歳で他界した。

シェイク氏は長期間スイスの病院に入院し、癌治療を行なっていたのだが、亡くなる直前まで前妻と離婚の慰謝料について揉めに揉めていたのだ。

シェイク氏は、父親の跡を継いでサウジアラビアの巨大企業グループの会長となったスーパーセレブ。2001年にはアメリカ人の元スーパーモデル、クリスティーナ・エストラーダさんと結婚した。

ふたりの間には娘も誕生し、仲睦まじくチャリティパーティーへ参加する姿もたびたび目撃されていたが、2012年からふたりは離婚の慰謝料を巡って争い始めたのだ。

原因は、シェイク氏の浮気。入院先のスイスで25歳のセクシーなモデルと恋に落ち、クリスティーナさんには何も告げずに、若い恋人と再婚してしまったのだ。

サウジアラビアの法律では一夫多妻が認められているため、同時に複数の妻と籍を入れることは可能だが、アメリカ人のクリスティーナさんは決別の道を選んだ。

※画像は『DailyMail』のスクリーンショット

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■史上最も高額な離婚慰謝料

離婚の慰謝料をめぐる裁判では、クリスティーナさんがシェイク氏の所有するロンドンの不動産など、1億9600万ポンド(約271億円)以上の資産を要求したために長期化。ようやく判決が出たのは、今年の7月だった。

裁判所は、シェイク氏に5300万ポンド(約73億円)の和解金を現金で支払うよう言い渡した。しかも、すでに与えらている資産を含めれば、クリスティーナさんは合計で7500万ポンド(約104億円)もの大金を手にしたというのだから驚きだ。

そして冒頭でもお伝えしたように、この判決が出た2週間後に、シェイク氏はスイスの病院で息を引き取った。

離婚裁判の歴史上、最も高額な慰謝料を支払うこととなったシェイク氏だが、若い妻と余生を過ごせて幸せだったのか。やはり100億円を超える慰謝料は、相当なストレスだったのだろうか。

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(文/しらべぇ編集部・狐月ロボ

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