ポケモンGOだけじゃない!1日で巡るJRポケモン探しの旅
街中でも、本当にたくさんの人がやっている「ポケモンGO」。今ポケモンといえばアプリ、の人がほとんどだろう。
だが、毎年夏休みにJR東日本が大規模なポケモンイベントを開催していることを知っているだろうか? 例年、たくさんの駅をめぐって(昨年は38駅)ポケモンのスタンプを集めるスタンプラリーを実施。
「スタンプはこちら!」と書かれた看板を見たこともあるのでは。
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■今年はスタンプではなく…謎を集める!
今年は趣向を変え、指定された駅をめぐって「謎」を解く、謎解きラリーに変身。STAGEIとSTAGEIIが用意され、それぞれで景品がもらえる。
…が、このSTAGE2の駅がなかなか厳しいのだ。
地図上のポケモンのいる駅(上野、秋葉原、浜松町、品川、渋谷、新宿、四ツ谷)がSTAGE1、そしてその周りの赤丸の駅がSTAGE2。この駅が公開された時、あまりにも範囲が広すぎるとネットで話題になったほど。
では、すべてを1日で回りきることはできるのだろうか?
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■実際にチャレンジ!
しらべぇ取材班が用意していったものは、以下の通り。
・筆記具(駅では借りられないので注意)
・クリップボード(カバンの中でパンフレットがぐちゃぐちゃにならないように)
・パンフレット
・休日おでかけパス
・時間を潰すための本など
・携帯充電器(移動中に「ポケモンGO」をする人)
・飲み物
1日で回ろうと思ったら、「休日おでかけパス」(8月中は毎日発売)は必須。駅の券売機で購入できる。
また、事前に駅で配布されているパンフレットを忘れずにもらうようにしよう。10時〜16時半しか賞品引き換えを行っていないが、謎は始発から終電まで解くことができる。
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■STAGE1を巡る
まずはSTAGE1。取材班は
浜松町→品川→渋谷→新宿→四ツ谷→秋葉原→上野→ゴール駅(謎を解かないとわからない)
のルートで移動。8時40分浜松町駅を皮切りに、10時40分頃ゴール駅へ到着した。
こちらは浜松町駅だ。スタンプを押すと謎が出てくる仕組みになっている。
謎自体はかなり簡単で、対象である小学生も解けるレベル。ラストのみ、ちょっとひねってあるので悩む人もいるかも。ただ、どの問題も掲示物を1つでも見落とすと解けなくなるので注意が必要だ。
全ての謎の答え、スタンプを埋めてゴール駅にある「アジト」に提出。すると、景品のクリアファイル2種とSTAGEIIの冊子を手渡してくれる。
駅員の格好をしたピカチュウが可愛すぎる! 電車に乗っていてもピカチュウのサンバイザーをした子供を見かけたりと、参加している人も多い様子。
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■難関のSTAGE2へ
いよいよ、問題のSTAGE2に挑む。今回選んだルートはこちら。
石川町→八王子→大宮→松戸→取手→新浦安→東京
別ルートも考えたが、乗り換え検索をした結果、これが一番早そうだった。だが、どの駅間も1時間前後の長旅。時間つぶしのグッズがないと辛いかもしれない。
12時前には石川町に到着し、13時に八王子、大宮…と移動し、東京駅に着いたのは17時40分頃。ちなみに、休憩なしでこの時間だ。
こちらも謎は比較的解きやすい。一番最後の謎は、解けた時にちょっと感動するクオリティ。ただ、1日ですべてを巡るのはかなり体力を削られ、子供連れには正直お勧めできない。
石川町であれば中華街、大宮公園には「ポケモンGO」のエレブーの巣が。周辺観光をしながら、2箇所ずつくらいがちょうどいいのではないだろうか。
大人1人で回っている人もちらほら見かけたので、興味のある人は時間を作ってチャレンジしてみては。
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(取材・文/しらべぇ編集部・たつきあつこ)