ビジネスマナーの本って持ってる?北と南でこんなに違った

2016/07/31 10:00


ビジネスマナー
©ぱくたそ

名刺交換の仕方、電話対応の作法、酒の席での立ち居振る舞い……など、社会人にとって身に付けるべきビジネスマナーは多い。書店にも大量のマナー指南書が揃っている。

現在はネットで簡単に調べることもできるが、いまも頻繁に出版されているところを見ると、書籍の人気はまだまだ高いと思われる。

実際にどのような層が手に取っているものなのだろうか? 持っていれば収入の多さ・出世の速さにも違いは出るのか? しらべぇ編集部では次の調査を行った。



■高年収の人はやっぱり読んでいた!

ビジネス

ビジネスマナーの本について「持っている」という人、年収別の数値では300万円未満が10%以下と極端に少なく、1000万円以上は25.0%と、全層の中で最高の数値を記録した。

本を持っていないから収入が伸びない、持っているから出世する……というほど単純な話ではないだろうが、こうもハッキリとした差が出るのは興味深い。仕事で伸び悩んでいる人はビジネスマナーの本を読み込んでみるのも手だろう。


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■都道府県別でも大きな差が!

「差が出た」という面でいえば、さらに大きな差が広いたカテゴリがあった。

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都道府県別の数値で、北海道が4.6%と一際少ない数値を記録。反対に福岡県が22.7%と、全都道府県で最高の数値を示している。

とはいえもちろん北海道の人にビジネスマナーが欠けている、というわけではないだろう。北国の人は礼儀がない、という話は聞かないし。

広大な土地を持つだけに、そういった知識が不要な仕事も多いということか。都会でビジネスの壁にぶち当たっている人は、北海道を訪れてみると新たな生き方も見えてくるかも。

反対に「持っている」派が多かった福岡県。5人にひとり以上は持っているのだから、需要は相当高いと思われる。ビジネスマナー本を売るなら福岡を狙い打ちすると効果大?

北と南で所持率に大きな差が出たビジネスマナーの本。就職先に悩んでいるような人は一度読んでみて、堅苦しいと思ったら北海道に、大丈夫だと思ったら福岡に候補地を絞っていくと将来的にも楽かもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・田村R

qzoo-200x94【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2016年6月24日~2016年6月27日
対象:全国20代~60代の男女1358名(有効回答数)

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