甲子園のスターといえば誰?1位はやっぱりあの選手!
7日から夏の全国高校野球選手権甲子園大会が開幕。今大会は150キロを超えるストレートを投げる横浜藤平や履正社寺島など好投手が多く、注目が集まっている。
甲子園大会といえば、数多くのスタープレーヤーを輩出している場所。そのなかでもっとも人気のある「スター」は誰なのだろうか。
■甲子園のスターといえば?
そこでしらべぇ編集部が独自にピックアップした13人のうち「誰が甲子園のスターだと思うか」聞いてみた。
結果もっとも多かったのは、駒大苫小牧で甲子園通算8勝負けなしという驚異的な成績を残した現ニューヨーク・ヤンキースの田中将大で18.5%。なかでも北海道民の支持が高く、限定すると5割が田中と回答。
やはり北海道における田中の人気は絶対なものがある。いまだに東北楽天ではなく北海道日本ハムに入団して欲しかったと思っているファンも多そうだ。
2位には星稜の4番として1年生から甲子園に出場し特大ホームランを放ち、5打席連続敬遠も話題になった松井秀喜が入った。以下ダルビッシュ有、清原和博、荒木大輔と続く。
一方1位の田中と同期で、2006年夏決勝で延長15回と再試合を一人で投げぬいたハンカチ王子こと斎藤佑樹は、8.8%と低迷。やはりプロでの不振が影響している。
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■世代別でみると…
世代別の1位をみてみると、推している選手にかなりの差がでる。
・20代
20代は1位がダルビッシュ有となっている。そして2位に田中将大、3位には斉藤や中田を抑えて、桑田真澄がランクイン。現在はyoutubeで高校時代の動画が閲覧できるだけに、それをみて凄さを実感しているのかも。
・30代
30代は圧倒的に清原和博の支持率が高く、続いて松井秀喜がランクイン。30代にとって清原の高校時代は幼少期となるが、プロでの活躍が強烈だったため、支持する人が多い模様。
・40代
KK世代である40代も、清原和博がダントツの1位に。とくに男性は3割が清原を推しており、2位の松井に大差をつけた。また、同じPL学園の桑田真澄は、わずか8.8%にとどまり清原とは20ポイント以上の差に。
やはりドラフト時の軋轢が影響しているのだろうか。
・50代
50代の1位は、意外にも田中将大で2割。2位は甲子園のアイドルといわれた荒木大輔がランクイン。端正なルックスで猛烈な追っかけギャルが殺到したという荒木だが、田中には及ばなかった。
・60代
オールドファンの60代も、牛島や香川ではなく、20歳下の世代である松井秀喜が2割で1位に。2位の清原に10ポイントの差をつけている。
どうやら松井はシニア層に人気があるようだ。
その年代を代表する名選手が誕生している夏の甲子園大会。次世代のスターに注目だ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年7月22日~2016年7月25日
対象:全国20代~60代の男女1344名(有効回答数)