イオンの「超高級15万円ランドセル」を取材 本革で上級国民向き
2016/08/08 07:00
近年、驚くほどかわいく、洗練されてきている小学生向けランドセル。昔は赤か黒しかなかったが、今ではさまざまなカラーやデザインのものが存在する。
中でも、大手スーパー・イオンは「トップバリュ かるスポランドセル」なるブランドを展開し、その総数は237種類にも及ぶ。先日、品川シーサイド店で展示イベントが開かれたので、しらべぇ取材班も訪れることにした。
画像をもっと見る
■色とりどり 「十人十色」を超える選択肢
この日、試着会には近隣の幼稚園の子供たちが参加。少し緊張しつつも、誇らしげな表情で記者団を迎えてくれた。
「24COLORS」なる24色ランドセルを出しているイオンだが、デザインも豊富。王道デザインの「スマート」、クラシカルなデザインの「プレッピー」、刺繍やステッチなど細部もかわいく作られた「プリマドンナ」、「ファッショニスタ」など、さまざまな形のものを取り揃えている。
男の子も、女の子向けランドセルが気になる様子で、手にとって確かめる子が続出。お母さんが「あなたはこっちでしょ?」と黒や青のランドセルを差し出していたのが印象的だった。
女の子向けは凝ったデザインのものも多く、すでにお洒落さを醸し出しているため、男の子も気になってしまったのだろう。
関連記事:グリコの工場に潜入 「寝かす前のカフェオーレ」がウマすぎて笑った
■15万超えの超高級ランドセルも
当日、展示されていた中には「プレミアムレザーモデル」というラインも。これは牛革やかぶせの部分に最上級のランドセル素材とされる「コードバン」を使用した高級品だ。とくに、なめし革を使用した「イタリアモンタナ リオダブルバット」は定価14万円。税込みで151,200円というお値段。
このように、なんとも高貴な雰囲気が漂うフォルム。使い込んでいくほどに味が出ていきそうだ。ステッチもゴールドで、さり気なくも主張たっぷり。
実際に手にとってみると、革のいい匂いがするではないか……! 当日、記者が持っていた7000円の合皮バッグにはない貴族の香りであった。
金具の部分はあえての昔ながらのデザイン。しかし、昔のものに比べて圧倒的に軽く、一方で幅は広くなっているので、容量は大きくなっているようだ。
う~ん、ただただ美しいの一言である。ちなみに、記者の主食は松屋の牛めし(税込み290円)なので、単純計算で521食分になる。同じ牛は牛でも全然違う、いわば上級国民のご子息向けのランドセルと言えよう。
昨今、ランドセルの商戦はお盆になっているそう。これは祖父母が孫にプレゼントしてあげるから、という理由だ。これだけいいものだと子供に持たせるのは少し勇気がいりそうだが、他の子供と差がつくのは間違いないだろう。
数雨量限定品のため、すべてのイオンにあるわけではないようだが、気になったご両親、そして祖父母の方々はぜひ店頭で確かめてみてほしい。
・合わせて読みたい→「おいしい水」新作はカルピス乳酸菌入り→カルピスを作ると濃くて激ウマ
(取材・文/しらべえ編集部・岡本拓)