高知県職員も激オシ!高校生が発明した「かつおのたたきバーガー」
高知県の名物といえば、カツオのたたき。居酒屋などの定番メニューだが、そこから進化した激ウマB級グルメがある。
高知県庁の関係者に聞いたところ、
「高知のB級グルメの中でも、かなりイチオシです! ちょっと遠いけど…」
とのことだったので、しらべぇ取材班は高知市からクルマを走らせることおよそ3時間。県西部の黒潮町まで行ってみた。
カツオは、黒潮の恵み。町の名にふさわしい名物だ。
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■道の駅の名物メニュー
そのB級グルメは、道の駅「ビオスおおがた」の食堂『ひなたや』の名物メニュー、「カツオのたたきバーガー」だ。
5年ほど前、県立大方高校の高校生が「新しい地元グルメを!」との思いで開発したメニューで、『秘密のケンミンSHOW』などテレビにも取り上げられている。
地元グルメを表彰する大会でも上位の成績をおさめた優れものだ。
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■具はカツオのたたき! バンズにも工夫が
その名の通り、肉の代わりに入っているのはカツオのたたき(塩味)。バンズには鰹節が練りこまれ、ふわりと香ばしく、うまみが濃い。
マヨネーズの酸味とピリッと辛子の風味が効いて、魚のくさみはまったくない。今までなかったのが不思議なくらい、しっくりくるうまさだ。
「鰹節が香るバンズ」というアイデアが、全体をうまく調和させている。
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■他の道の駅でも味わえる
カツオのたたきバーガーは、黒潮町にもうひとつある道の駅「なぶら土佐佐賀」でも食べることができる。
こちらは、店内に有名なカツオ一本釣り船団『佐賀明神丸』の直営店が併設されており、豪快な藁焼きが名物だ。
「なぶら土佐佐賀」のバーガーは、「生ハム風」「メンチカツ風」の2種類から選べるが、生ハム風は藁焼きのスモーク感が香り高い。
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■後輩高校生たちがつくった第2弾も
カツオのたたきバーガーを産んだ県立大方高校では、その後輩世代が新名物の第2弾として「カツオのたたきカツバーガー」を開発。
食べ比べてみるのも楽しそうだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)