チャンプル以外で食べたい! ゴーヤの美味しい調理法3選
ゴーヤ料理といえば、真っ先に思い浮かぶのがゴーヤチャンプル。しかし、それ以外の料理方法でゴーヤ料理は何かと聞かれたときに、思いつかない人も多いのではないだろうか。
しらべぇ編集部は、ゴーヤチャンプル以外でゴーヤを美味しく食べられる料理はないか試してみた。
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①マイルドな旨さ! ゴーヤのチーズ入り肉詰め
【調理方法】
①ゴーヤを2cm位の輪切りにして、苦味の原因であるワタとタネを取り除き、塩漬けにしておく。
②玉ねぎをみじん切りにして、豚の挽肉、ときほぐした卵、醤油、塩コショウを入れて混ぜる。
③塩漬けしたゴーヤの水気をとり小麦粉をまぶす。
④輪切りの中に3分の1程度お肉と、とろけるチーズを間に入れて、またお肉を入れる。
⑤小麦粉をまぶして中火で両面に焦げ目がつく程度に焼く。
⑥そのあとフライパンに水を1cm程入れ、水分が飛ぶまで蒸し焼きにする。
⑦水分が飛んだら、お酒と醤油を入れ照り焼きにする。
ピーマンの肉詰めと作り方は似ている。一番のコツは、間にチーズを入れること。ゴーヤの苦味とチーズのマイルドさが口の中でバランスが取れて、苦味が嫌いな人も食べやすい調理法だ。
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②マヨネーズがアクセント! ゴーヤのチヂミ
【調理方法】
①ゴーヤをみじん切りにし、塩揉みし水洗いする。納豆パックにタレと小さじ1程度の味噌を入れて混ぜておく。
②ボールに小麦粉大さじ5、片栗粉大さじ1、ニンニクと黒胡椒を適量、水を50cc〜適量、とろけるチーズ適量、納豆、水気を絞ったゴーヤを入れて混ぜる。
③フライパンに油を多めに入れて焼く。なるべく薄めにしてひっくり返したらギュッとプレスする。
タレに「マヨネーズと焼肉のタレ」「マヨネーズとめんつゆ」などマヨネーズを使用すると、ゴーヤの苦味が緩和される。また財布にも優しい調理方法で、お酒のツマミにも適している。
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③癖になる味! ゴーヤのスムージー
【調理方法】
ゴーヤ半分、小さめのバナナ1本、ハチミツ少々、豆乳か牛乳を入れてミキサーにかけるだけ。
ポイントとしては、ゴーヤのワタもタネも一緒にミキサーにかけること。ゴーヤのタネには脂肪を燃えやすくするリノール酸が入っている。リノール酸は、糖質を減らし、脂肪をエネルギーに変えるために働く酵素を活性化してくれる。
最初は青野菜どくとくの味を感じるが、バナナとハチミツで緩和されるので飲みだすと癖になる。ゴーヤ特有の苦味は感じられなかった。
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■一番のおすすめは「ゴーヤのチーズ入り肉詰め」
この中で一番美味しくいただけたのは「ゴーヤのチーズ入り肉詰め」だが、手軽さを考えるなら「ゴーヤのスムージー」。
食べ合わせとしては、酵素が納豆に多く含まれていて、それを活性化させるリノール酸がゴーヤには含まれているので「ゴーヤのチヂミ」もおすすめだ。ゴーヤを薄切りにし冷凍保存しておけば、好きなときに調理も可能だ。
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■ゴーヤは美肌対策や夏バテにも
ゴーヤはビタミンCがレモンの約2〜4倍、食物繊維もセロリの約30倍、カルシウムは牛乳の約14倍、鉄分はほうれん草の約2.3倍だといわれている。
美肌やダイエットだけでなく夏バテにも効果があるので、ゴーヤでこの夏を乗り切ってみてはいかがだろう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニートgoma)