コミケ初参戦の10代が泣く「ローアングラーだらけでコスプレが撮れない」
12日から東京ビッグサイトで開催されている夏コミに、今年も多くの人が訪れているようだ。
「今年はコスプレイヤーの写真を撮りまくるために、7月に初めて日雇いバイトした金で一眼レフを買ったんです」と開催前に語っていた知人の10代の男性。
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■初参戦でいい絵は撮れた?
コミケ初参戦でいい写真は撮れたのだろうか? と気になったため彼に連絡をとってみると、あまりに悲しすぎる返答がかえって来た。
「一生懸命貯めた10万円でレイヤーを撮影しようとコスプレ広場ってトコに行ったんですが、朝から夕方まで尋常じゃない人数が撮影していて、いい写真は撮れなかったです。
後ろから撮ろうとしても僕はそこまで背が高くないので無理ですし、なんか変な臭いがして数分といられない状態でした。
一番最悪だったのは一番前に陣取って座りながらローアングルで撮影している人たち。あれローアングラーって言うんですか?
背後から撮影しようとしても絶対ローアングラーが後ろに入っちゃってもう最悪でしたよ。僕のバイトした1カ月を返してと、帰りの電車で軽く泣きました。
それにコミケのスタッフがローアングルで撮るなって言ってるのに彼らはまったく言うこときかないんですよ。本当にいい加減にしてほしいです」
人気のコスプレイヤーを撮影するにはいい位置で何時間も陣取る必要があるため、初心者には厳しいようだ。
彼が撮影した画像を数点記者に送ってくれたが、確かに尋常じゃない人だかりの中、前にいる人全員ではないもののローアングルから撮影している人も見受けられた。
会場には注意書きもありスタッフもローアングル禁止と言っているのに、なぜローアングラーはいなくならないのだろうか?
小さな子供も参加しているイベントなので、あまりに酷い場合は強制的に退去してもらうなど、何らかの対策を取る必要があるはずだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・雨間ゆうすけ)