周囲も本人もあぜん！おとなしい人が怒りを爆発させる瞬間
おとなしい人ほど、怒ったら怖いとよく言われる。日頃から抑えていた怒りが、一気にあふれるからだ。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の自分がおとなしい性格だと思う男女680人に「普段はおとなしいのに突然激怒をして、周囲を驚かせた経験がある」かの調査を実施。
結果は2割強と、意外と多くはないようだ。
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■いじわるな先輩に激怒し周囲もびっくり！
男女ともに、若い世代が突然激怒した経験があると答えている。
空気を読むことが重要視されすぎ、感情を表に出すのもむずかしくなっている現代。おとなしい性格の若者が我慢をし続けた結果、ふとした瞬間に爆発してしまうのかもしれない。
取材をした20代男性は、おとなしい自分に嫌みを言う先輩に苦労していた。
「気が弱い性格で、会社で不条理なことを言われても普段は言い返せません。ストレスがたまる毎日を過ごしていました。しかしいじわるな先輩に、いつものようにチクリと言われたときに突然キレてしまって…。
おもいっきりまくし立てて、日頃の不満をぶつけました。周囲の人は驚き、言われた先輩もあぜん。冷静になったときにすごく後悔したのですが、あの瞬間は歯止めがかからなくなっていまいました」
その日からしばらくは先輩もおとなしくなり、周囲も彼に気を使うようになったそうだ。
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■ゲームとアニメファンに多し
スマホゲームに課金している人とコミケに行ったことがある人では、半数を超えている。
ゲームとアニメ。どちらもオタクの趣味と言われるが、現在では幅広い層のファンがいる。ただ、ひとりでも熱中できるため、人とのコミュニケーションが苦手な人も多いのかも。
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■おとなしくてもストレスをためない人も
残りの8割近くの人は、おとなしい性格でも爆発して怒り出すことはないのだろうか？ 感情を表に出さずに、どこでストレスを発散しているのか心配になる。
「怒っても解決にならないし、面倒なトラブルは起こしたくない。ストレスは感じるけど、怒りまでにはならない」（30代男性）
おおらかな性格で乗りきっている人もいる。
怒りをためるのは、心身ともに疲弊させる。上手に思いを伝える技術を身につけられるといいのだが、おとなしい人にはむずかしい。
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（取材・文／しらべぇ編集部・ニャック）
方法：インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間：2016年7月22日～2016年7月25日
対象：全国20代～60代の自分がおとなしい性格だと思う男女1,376名 （有効回答数）
