日本人の5割は嫌韓派?嫌いなのは若年層より…

2016/08/15 06:00

東アジア
Harvepino/iStock/Thinkstock

日本と韓国はお隣にありながら、もしくは隣同士だからこそ、歴史的に複雑な関係が続いてきた。韓国は「反日」、それに呼応するように2010年代からは日本でも「嫌韓」という言葉が一般的になっている。

とはいえ、経済関係や人的交流も多く、切っても切れない日韓関係。日本人は今、韓国に対してどのような印象を抱いているのだろうか?

しらべぇ編集部は、全国20〜60代の男女1,358名を対象に調査を実施した。


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■嫌韓派は5割

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今回の調査で「韓国が嫌い」と答えたのは、およそ5割。過半数には届かなかったが、「好き」「どちらでもない」を含めて、「嫌い」と答えた人がもっとも多くなった。

彼ら・彼女らは、どのような人たちなのか。近年、「若年層の右傾化」も指摘されるが、そうした動きとも連動しているのだろうか。


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■男性と中高年の嫌韓化が目立つ

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男女では傾向が大きく異なるのがわかる。男性でもっとも韓国を嫌っているのは60代で、唯一6割を超えた。一方、20代の男性は、嫌韓派がおよそ4割にとどまる。

女性は、20代を除くすべての世代で男性の嫌韓率を下回った。とくに40代女性が目立って低いのは、韓流ドラマやK-POPなど、韓流ブームの影響をもっとも強く受けた世代、ということかもしれない。

かつて、ペ・ヨンジュンが主演したドラマ『冬のソナタ』のファン層は「高齢女性」というイメージがあったが、60代女性では韓国嫌いが6割に迫り、女性の中で最多となっている。


若年層では、韓国発のかき氷『ソルビン(雪氷)』や写真加工アプリ『SNOW』が人気で、「第二次韓流ブーム」と報じるメディアもある。

今回の調査で見えた中高年と20代の差や40代女性の傾向を見ると、「まずは文化の交流こそ和解への第一歩」と言えるのではないだろうか。

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(文/しらべぇ編集部・盛山盛夫

qzoo-200x94【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo

調査期間:2016年6月24日~2016年6月27日
対象:全国20代~60代の男女1,358名(有効回答数)

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