周りはシニア層ばかり!スポーツジムに通う若者の本音
ストレス解消やダイエット目的で通う人も多いスポーツジム。若者が通うイメージがあるかもしれないが、実態はそうではなくシニア層が中心となっている。
経済産業省の調査では、フィットネスクラブ会員の年齢別構成比は60歳以上が全体の30%強となっている一方で、20・30代は減少傾向。シニア層の健康志向やスポーツ好きに、フィットネス業界は支えられている。
数字の結果だけではなく、本当にスポーツジムはシニア層ばかりなのだろうか? しらべぇ取材班では、実際にスポーツジムに通っている2名の20代男女に話を聞いてみた。
①更衣室はもはや井戸端会議に…
「私はダイエット目的でスポーツジムに通い始めました。素敵な出会いがあるかなと期待していたのですが、トレーニングルームもスタジオもおじさんおばさんばかり。
更衣室はもはや近所のシニア層の井戸端会議の場となっています。『誰々さんの旦那さんが先月亡くなって落ち込んでたけど、スポーツジムに来たら気分転換になったみたい』『トレーナーの先生がかっこいいから、来週も来ようかしら」なんて話をしています。
私のアテは外れましたが、ジムに通うことがシニア層の元気の源になっているようで、微笑ましくもあります」(20代女性)
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②自分とトレーナー以外はシニアのみということも…
「会社のマラソン大会に出るために、トレーニングの一環でジムに通っています。初めて通ったのですが、驚いたのはシニア層の多さ! 日によっては、トレーナーと私以外はおじいちゃんおばあちゃん世代なんてこともあります。
週3で通っているので顔なじみもできていて、仲良い方が大企業の役員だったなど、普段はなかなか話ができないような人とも話せて人脈形成にも役立っていますね」(20代男性)
取材をしてみても、スポーツジムは実際にシニア層が多いことがわかった。健康志向が強いために通っているだけではなく、憩いの場となっていたり、ときに仲間作りに役立ったりと楽しみの場としても使われているようである。
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(取材・文/しらべぇ編集部・松岡佑季)