まるでホグワーツ特急!フクロウが乗車しているロシアの地下鉄
地下鉄の乗客の膝の上には一羽のフクロウ。よく見ると隣の人の上にも別の種類のフクロウがとまっており、反対側の席の人までフクロウを抱えて座っている。
さながら「ハリー・ポッター」シリーズに登場するホグワーツ特急のような光景だが、どうやらロシアの地下鉄内での出来事らしい。
■フクロウ好きによるオフ会?
動画コメントによると、どうやらこの日はフクロウの愛好家たちがこの場所に集まっていたようだ。
これから鳥好き同士のオフ会にでも行くのかもしれないが、ビックリするのはフクロウたちがむきだしの状態で飼い主の体にとまっていること。
そもそも持ち込みが禁止されていたり、ケージに入れたりする必要はないんだろうか…?
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■フクロウは電車に持ち込める?
日本のJRの規定を見てみると「小犬、猫、鳩またはこれに類する小動物(猛獣やへびの類を除く)で、長さ70センチ以内で、タテ・ヨコ・高さの合計が90センチ程度のケースにいれたうえで、ケースと動物を合わせた重さが10キロ以内のもの」は持ち込み可能とのこと(ただし手回り品料金が必要)。
フクロウは猛禽類だが、猛獣とは言えないだろうからあまり大型のものでなければケージに入れて持ち込めそうだ。
ただ、このロシアの地下鉄のようにそのまま持ち込むことは当然不可能だ。一般の乗客に大した動揺は見られないし、こうした光景はロシアでは日常的に行なわれているかもしれない。
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■大人しいフクロウたち
同じ猛禽類でも鷹や鷲には恐ろしいイメージがあるが、フクロウにはどこか癒やされるような魅力がある。飼い主の膝の上で随分おとなしくしているようだが、きっと電車での移動に慣れているのだろう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・びやじま)