意外に多い!ネットオークションで揉め事に巻き込まれた人
ヤフオクや楽天オークションなど、ネットオークションのサービスは数多く存在している。最近では、メルカリなどのフリーマーケット形式も人気に。
出品側は手軽に不用品の処分ができ、購入者は欲しいものを安く購入できるなどのメリットも多い。ただ、商品を発送しない、入金されないなど、個人間のやりとりだからこそトラブルが絶えないのも事実。
そうした、「ネットオークションでの揉め事」に巻き込まれてしまった人はどれくらいいるのだろうか。
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■ネットオークションって使ってる?
まず、ネットオークションを使っている人の割合を見てみよう。
いままでにネットオークションを使ったことがある、と回答したのは47.1%。だいたい2人に1人が、1度はネットオークションを使用しているのだ。
男女年齢別で見てみると、以下のように。
20代、60代女性が少なめだが、どの年代もかなりの人が経験者。年齢が上がっても男性の利用者割合は変わらないことに驚く。今は売っていないレア物が出品されることもあるため、男性のほうが使う機会が多いのかも。
では、揉め事に巻き込まれてしまった人はどのくらいの割合なのだろうか。
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■ネットオークションで揉めた人は…?
しらべぇ編集部が調査したところ、次のような結果に。
なんと2割越え。5人に1人は面倒な相手に当たってしまい、揉め事に巻き込まれているのだ。これはさすがに割合が高すぎるのではないだろうか。
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■経験者の語る「面倒な人」
「ネットオークションで欲しいものが出品されてて、頑張って落札。連絡もスムーズに取れていて、入金をして商品を待っていました。…が、全然届かない。そして、入金後は連絡が取れない。サイトを通じて警告してもらいましたが、最後は『こっちだって忙しいんですよ! もういいです、キャンセルにします!』と逆ギレでした」(30代女性)
「断捨離を兼ねてよく出品しますが、連絡が取れない・入金されないなんてザラ。あと、オークションで落札しといて『まけてください! (半額くらいの値段)がいいです!』とか言い出す人が増えてますね。オークション、って単語の意味を辞書で調べてから使え、と言いたくなります」(20代男性)
他にも、「届いた商品が違った」「ずっと待っていたのに一方的にキャンセル」「他のサイトでもっと高く売れたからごめんなさいと言われた」などなど…。中には、振り込め詐欺や偽ブランドを送られたなど、警察に相談すべき内容も。
運営サイト側も揉め事を防ぐためにルールを徹底しており、相手に口座番号や住所を教えずに取引できるところもある。
こうしたサービスを利用すると同時に、ちょっとでも怪しいなと思ったら取引をやめたり、運営に相談するように心がけたい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・たつきあつこ)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年7月22日~2016年7月25日
対象:全国20代~60代の男女1,376名(有効回答数)