トラウマになった食べ物は何?母親の料理や衝撃エピソードも…
「好き嫌いはダメだ」と親から言われて育った人も多いだろう。もちろん、食べ物の好き嫌いがないのが好ましいが、嫌いというより「トラウマ」となってしまう人もいるのではないか。
そこでしらべぇ編集部では、全国の男女1,664名に対し「トラウマになった食べ物はあるか」を聞いてみた。
■トラウマになった食べ物トップ8
まずは、トラウマになった割合が多かった食べ物から紹介しよう。
①納豆
「臭いがダメ」(20代男性)
②牡蠣、生牡蠣
「好きなのに、あるとき食べ過ぎておなかを壊した。また気持ち悪くなるのではと思うと手が出せない」(50代女性)
③肉類
「最近、生姜と牛肉のぶっかけ丼を食べて吐いてしまった。今もまだその吐いた感じが残っていて、トラウマになっている」(30代女性)
肉と答えた人は多く、他には「鶏肉」「豚肉」「羊肉」「イルカ肉」「ダチョウ肉」「トラ肉」「馬肉」など、肉の種類によってダメだという人や、「豚足」「鶏皮」「脂身」などの部位によってトラウマになった人も。
④トマト
「中から出てくるジュルっとした青臭い汁がまずかった」(20代男性)
⑤魚
「イワシが苦手。妊娠がわかって赤ちゃんのために魚を食べたが、この臭いをきっかけにつわりが始まり、それから8カ月まで続いた」(40代女性)
この他には、「青魚」「川魚」「アジの開き」「刺身」「鯖寿司」「うなぎ」などが挙げられた。
⑥ホヤ
「噛んで鳥肌が立った」(20代女性)
⑦しいたけ
「干しシイタケが完全に戻る前の中途半端な硬さが気持ち悪かった」(30代男性)
⑧パクチー
「パクチーの臭さ」(60代男性)
それぞれの特徴である臭いや食感などが合わなかったり、食あたりを起こして食べられなくなったようだ。
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■味というより悪い印象が…
上記では味が苦手でトラウマになったという人も多くいたが、また違った理由もある。
・「巨峰の皮をむいたら実の中に幼虫がいてウニョウニョ動いていた。それ以来ぶどうが怖い」(50代女性)
・「レモンキャンディー。なめると風邪をひく」(30代女性)
・「バナナ。小学校のときに『ゴリラ』とあだ名をつけられてから食べられなくなった」(40代女性)
・「鶏肉。昔、首を切られたニワトリが自分のほうに飛んできた」(50代男性)
鶏肉は、実際にさばく光景を目にしてから食べられなくなった人が他にもいた。命を頂いている実感はできると思うが、あまりの衝撃で食べることができなくなる人も少なくないようだ。
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■罪深い…母親の料理で
最後に、子供のころに母親が原因でトラウマになった食べ物があるという悲しいエピソードを紹介しよう。
・「トマト。母親に無理やり食べさせられたあのときのまずさと気持ち悪さは、忘れられない」(40代女性)
・「母の作る下手な料理(炭になった肉など)」(40代女性)
・「ウナギ。母が焼かずに生で丼にして出してくれたから。タイは、母がウロコを取らずに煮付け、食べた途端口の中がウロコだらけになった」(50代女性)
母親が良かれと思って子供に食べさせた物も、度がすぎるとトラウマにまでなってしまうそう。思い出の味として残る母親の料理も、下手過ぎるのはよくないようだ。
味や臭い、食あたりに加え、悪い印象によってもトラウマになってしまうことがわかった。そういったものは無理して食べようとしなくてもいいが…克服したいと思っている人もいるのだろう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・山吹彩野)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年7月22日~2016年7月25日
対象:全国20代~60代の男女1,664名(有効回答数)