「音楽ストリーミング」ってどうなの?利用者の満足度は
サービスも出そろってきた「音楽ストリーミング」。音楽好きには絶好のサービスに思えるが、その利用者の割合はどうなのだろうか。
しらべぇ編集部では、その実態を調査した。
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■認知率は63.8%、中高年男性が高め
調査結果のすべてをひとつのグラフに表したのが次だ。
音楽ストリーミングサービスを知らない/よくわからない人が36.2%もおり、さらなる広報・宣伝活動が必要だ。
認知率がもっとも高かったのは50代男性で81.8%、逆にもっとも低かったのは60代女性で44.8%。「知っているが不要」が42.3%と高めだが、これは音楽がそれほど好きではない人もいるからだろう。
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■利用者は20代が中心
年代別の現在の利用者を表したのが次のグラフ。
20代の男性が中心になっている。中高年男性の認知率は高いが利用者はそれほど多くないのだ。そこで、利用者の満足度について比較したのが次のまとめ。
利用者の約7割が音楽ストリーミングサービスに満足しており、わずかだが中高年世代の方がより満足している。
20代男性を中心に、以前は利用していたが利用を中止しそのまま利用意向がない人も。一方で、中止したが再利用を検討する人もいる。20代や30代はサービスへの評価が厳しく、好みが分かれることが多いようだ。
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■今後の利用意向
音楽ストリーミングサービスを知っている人で、再利用者も含めた今後の「利用検討」が次の結果になる。
利用検討者は10%ほどなので、潜在利用者が大勢控えているわけではない。もっとも多い40代男性でも19.8%。音楽好きの多くは、すでにストリーミングサービスを利用しているか、現行のサービスでは利用しないと決めてしまったようだ。
満足度が7割と高く、まだ使ったことがない人は音楽が嫌いでなければ利用してみてはどうだろうか。モノを買うわけではないので、聞かなくなれば利用を中止することができる。
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(取材・文/しらべぇ編集部・谷葦夫)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年7月22日~2016年7月24日
対象:全国20代~60代の男女1,376名(有効回答数)