同郷の有名人を応援したい?都道府県別・職業別で差

2016/08/21 17:30


©ぱくたそ
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ブラジル・リオデジャネイロで開催されている夏季五輪が連日盛り上がりを見せている。テレビや新聞など、国内でクローズアップされるのはやはり各競技とも日本代表の選手たち。

特に選手の地元では多くの人が観戦し、メダル獲得の際には歓喜の渦に包まれる様子が中継されることもある。

地元の出身者で盛り上がれるのはスポーツだけではない。著名な歌手が地元で行うライブなどは「凱旋公演」と呼ばれるし、書店やCDショップで「地元出身作家コーナー」がつくられる。

しらべぇ編集部は、地元出身の有名人を応援したくなるかどうか、全国の20~60代の男女1,376人を対象に調査を行った。



■北と南の主要都市の数字が際立つ

都道府県別の数字を見ると、際立つ数字を見せたのは北海道福岡県。ともに「応援したくなる」の回答者が40%以上を記録した。

北と南の主要都市、反対の場所にありながらも地元出身の人を応援したい気持ちは同じく強いようだ。

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北海道や福岡の高さに比べ、東京都、神奈川県、大阪府は20%台に留まった。人口の数では国内のトップ3である3ヶ所が低いのはなかなか興味深い傾向だ。

人口の絶対数が多い以上、当然だが地元出身の有名人の数も膨大である。同郷の著名人は多すぎて、現れることにも慣れている面もあるのだろう。


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■同郷の仲間を応援している場合ではない人たちとは…

次に紹介するのは職業別の割合。「応援する」声が図抜けて高い職業もあれば、その逆も存在した。

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「応援したくなる」で断トツの数字を見せたのは商工サービス自営。半数近くの支持を集めた。顧客のニーズにこたえなければいけない職業であるから、人、特に近しい人に対する愛情も深いのだろう。

次点の専業主婦(夫)の数値が高いのも、常に人(家族)のことを考える立場であることと関連しているのかもしれない。

反対に「無職・家事手伝い」は「応援したくなる」人の割合は、職業別で最も低い結果を出した。確かに人の応援をしている場合ではないのだろうが、少々低すぎる気もする。

商工サービスの数値を見るに、自分の将来が不安であっても、相手のことをよくよく考えてあげられるくらいの気持ちの余裕があったほうが、無職脱出への道も開けるのではないだろうか。

まずは地元出身の有名人を探してみるのもいいだろう。

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(文/しらべぇ編集部・田村R

調査リオ五輪
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