マニアックゲーム機選手権!もっとも使った人が少ないのは?
ファミリーコンピュータ以降、数々のゲーム機が世に現れた。
スーパーファミコンやプレイステーションなどは誰もが知っていると思われるが、競争に敗れて陽の目をみずに消えていったものも。
ふりかえってみると「あんなゲーム機もあったなあ」と思いだし、懐かしくなるものもあるのでは。
■使ったことのあるマニックなゲーム機は?
人々がほとんど使ったことがないマニアックなゲーム機はどれか。
実態を調べるべく、しらべぇ編集部が独自にピックアップした10機種のうち「使ったことがあるのはどれか」聞いてみた。
結果、もっとも使ったことがある割合が少なかったのは「3DO」でわずか2.5%。
続いて、「ゲームボーイ」を開発した横井軍平氏が満を持して世に送り出した「バーチャルボーイ」で2.8%となっている。この2機種の割合が、ほかと比べて極端に低い。
逆に使ったことがある人が多かったのは、プレイステーションと激しい競争を繰り広げた「セガサターン」、2位は「PCエンジン」だった。
一方で、「全部使ったことがない」人も6割存在。どれも高額だったため、「わけのわからないものにお金はだせない」と考える人が多かったのかも。
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■成否は「ソフトの充実」
ヒットしたゲーム機とそうでないものの違いはなんなのだろうか。グラフィックや音の良さなども要素の1つだが、大きなポイントはソフトの充実だといわれる。
今回の調査でとりあげたマニアックなゲーム機でも、『バーチャファイター2』や『プロ野球チームをつくろう』などの代表作をもつ「セガサターン」や『PC原人』、『ときめきメモリアル』をもつ「PCエンジン」などは使ったことがある割合が高い。
しかし「3DO」や「バーチャルボーイ」は名前を聞いただけで思い浮かぶようなソフトがなく、飲みこまれてしまった印象だ。
とくに「3DO」は家電として販売したため、ソフトに苦戦。隠れた名作もあったが、代表作とまではいたらなかった。
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■ゲームマニアに意見を聞いてみた
様々なゲーム機をプレーしたことがあるというSさんに意見を聞いてみた。
「 あまり売れなかったゲーム機でも、名作はありますよ。個人的には「PCエンジン」のグラフィックと音が好きで、『PC原人』にはかなりハマりました。『カトちゃんケンちゃん』も面白かった。
あと「プレイステーション」シリーズに惨敗した「ドリームキャスト」も『SONIC ADVENTURE』や『シーマン』が面白かったし、インターネットに接続できたのはかなり画期的だった。
「バーチャルボーイ」もそうなのですが、先進的な機能に時代がついていけなかった機種も多いように思います」
手元にあるのなら、久しぶりにプレーしてみるのもよさそうだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年7月22日~2016年7月25日
対象:全国20代~60代のゲーム経験者953名(有効回答数)