ハンバーガーの具材が順に着地する映像 裏では大変なことが…
水気たっぷりのシャキシャキレタスの上から分厚いパティ、そして最後にバンズが乗っかってハンバーガーが完成!
そんなハンバーガーチェーンのコマーシャルで誰もが一度は見たことのあるような躍動感あふれるハンバーガーの合体シーンの裏側には、実は大変な手間と技術が費やされているらしい…。
■よく見る構図だけど、そう簡単じゃない
落下する具材が重なってハンバーガーになるには、当然のことながら具材を適切なタイミングで落下させなくてはいけない。
今回ご紹介する映像では、様々な技術と機材を使用してハンバーガーがフワッと重なる瞬間を再現しているようだ。
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■手作りの機材でベストの瞬間を演出
撮影に使用した装置は驚くほど大掛かりだ。プログラム可能なArduinoシステムを用いて各具材の落下タイミングを正確に設定し、ロボットアームに取り付けられたハイスピードカメラで落ちてゆく具材を正確に捉える。
特に飛んできたケチャップとマスタードが交差するシーンは、よほど左右のタイミングが完璧でないと綺麗にぶつからないだろう。
このような装置を用いても、具材同士が綺麗に重なって着地するまでには3、4テイクが必要だったという。さらに成功テイクを見ても驚くほどあっさりとしていて、スローモーションでなければなかなかその凄さが使わってこない。
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■広告は理想、でも現実は…?
漠然と「上から順番に具材を落とせば撮れそう」と思っていた映像の裏側に、このような努力があったことには驚きだ。
ただ、広告に力を入れてくれるのはいいのだが、いざ実物を手にとったときに写真や映像と見た目がかけ離れすぎているのはもう少しどうにかしてほしいものである。
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(取材・文/しらべぇ編集部・びやじま)