もうオレンジ色!気が早すぎるハロウィーン商戦に消費者は

2016/08/27 11:00

ハロウィーン
©ぱくたそ

朝晩はそよそよと秋風らしきものが感じられつつある今日この頃。そういえば、夏休みがそろそろ終わる。子どもが学校へ戻る日が近づくことで、ホッとしている保護者の皆さんにお見舞いを申し上げたい。

街の様子はといえば、ウインドーを飾るカボチャグッズで店頭はオレンジ色に染まりつつある。お盆が終わるやいなや、世間はハロウィーンへかじを切り始めて始めているようだ。



 

■ハロウィーン商戦は長丁場

いささか気が早すぎるように感じなくもないが、雑貨ショップや百均などでは盆明けの8月16日ごろから、店頭にハロウィーングッズが並び始めた。ハロウィーンは10月31日。するとハロウィーン商戦は2カ月半も続く長丁場ということになる。

正月明けから商戦が火ぶたを切るバレンタインは1カ月ほどだし、ハロウィーンを終えて商戦に入るクリスマスも2カ月程度。これといった商機がなかったこの時期を狙い澄ますかのように、売り手は必死のパッチで買い手のたきつけにかかっているようだ。


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■笛吹けど踊らず?

グラフ

とはいえ、たきつけられる立場の買い手は、まだまだ反応が鈍い。

アンケートサイト「マインドソナー」を用いた調査によると、「今年のハロウィーンが待ち遠しいと思う人」の割合は16%ほど。30代が約23%といささか高い関心を示したほかは、盛り上がりにやや欠ける。

とはいえ今後は、物心ついた頃からハロウィーンに接してきた層が年を追うごとに増える。国内にハロウィーンが広まり始めたのは、1997年に初めて開催された「ディズニーハロウィーン」がきっかけだとされている。

今にカボチャが「冬至の定番」から「ハロウィーンの定番」に立ち位置を変える日も、そう遠くないのかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・上泉純

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