SNSもダメ! 「ネットに写真を載せられて」起こった恐怖事件
SNSを含めインターネット上に自分の写真を載せられるのは不快と感じる人の調査。
近年は、SNS上などでも気軽に自身や友達の写真を投稿できるようになってきた。しかしその写真投稿は、トラブルを引き起こすきっかけになるかもしれない。
■写真を載せられたくない人は6割超え!
しらべぇ調査班が、全国の男女に調査を実施したところ、インターネット上に自分の写真を載せられるのは不快だと答えたのは、全体で64.8%となった。
また男女別で見ると、「不快」と感じるのは、男性に比べて女性のほうが9ポイントも高い結果に。女性のほうが悪用される危険が高いと考えられるため、やすやすと写真を載せられることに抵抗があるのかも。
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■インターネット上の写真掲載は、取り返しのつかないことにも…
取材班は、「インターネット上に写真を載せられて恐い思いをしたことがある」という人々に話を聞いてみた。
①SNS上の写真が18禁サイトに載る
「女友達で海に行ったときの水着写真をFacebookに投稿した子がいて。その写真が流出したようで…
男友達から『これお前らじゃない?』と送られてきたURLには、一般人の水着コレクションやそれらを加工したヌード写真などが掲載された写真サイト。
その中には、顔がばっちりと映ったままの私たちの写真も…。コメントにも『右の子のおっぱいがイイ!』など卑猥なオンパレード。
FBから拾われたものだとタグ付けされたのを見たら本名も丸わかりだし、とにかく怖くて…。いまでもどこかであの写真が鑑賞されているのかと思うと…つらいです」(女性・26歳)
①お店のHP上の写真を見て、好意を持つ
「歯科医院でアルバイトしていたときに、医院のHPのスタッフ紹介欄に顔写真とフルネームを載せないといけなかったんです。
しばらくすると、歯科医院に『スタッフのAちゃんいますか?』と中年男性がきて、『あなたが可愛かったら、地方からはるばる来ました』と花束を持参…。
名前も顔もバレているし、調べようと思ったらきっと住所とかもバレるだろうし…。この日から、その男性が夜な夜な家に侵入しに来るのではないかと、恐怖で眠れなかったです。
歯科医院はなんの危機感もなくスタッフ紹介で顔とフルネームを出していたみたいだけれど、こんな恐い思いをさせて、許せないです」(女性・25歳)
インターネット上に一度載せられた写真は、永久に消えないとも言われている。自分や友人などの写真を載せるときには、しっかりと配慮したほうがいいだろう。
(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の男女1376名(有効回答数)