サラリーマンよりフリーランス!自由な働き方を選んだ理由4選
さまざまなことが多様化してきている現代では、働き方も選べるようになっており、フリーランスとして働く人も少なくない。
フリーランスには、「給料が不安定」「休日という概念がない」「確定申告が面倒臭い」など多くの苦悩がある。
しかし、そうだとしても「サラリーマンよりフリーランスのほうがいい!」という人に話を聞いてみた。
①満員電車に乗らずに済む
「昔は会社勤めでしたが、朝の通勤ラッシュの電車に乗らなくてよくなっただけでも、フリーランスになってよかったって思います」(20代女性)
朝から気持ちよく仕事をしたくても、満員電車に揺られると会社に着くころにはヘトヘト…ということはよくある。
会社まで通勤しなければいけない煩わしさがないため、余分な疲労を感じずに済むという。
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②上司と部下という人間関係で悩まずに済む
「会社勤めだと仕事の力量だけではなく、いかに上司と仲良くできるかが出世の鍵だという現実もあります。人間関係という意味で、フリーランスはサラリーマン以上に気を遣わなければいけない場面もあるかもしれませんが、上司と部下のしがらみとは無縁です」(60代男性)
仕事をうまく進められるかどうかは、人間関係が良いか悪いかによって左右されることもあるだろう。しかしフリーランスであれば、仕事が正当に評価されないのなら付き合いをなくすこともできるのだ。
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③仕事での経験がダイレクトな評価に
「最初は仕事を選べないこともあるとは思いますが、経験を積むことによって、一緒に仕事をする人を選べることは大きいと思います。
会社で地道にやっても、会社という枠の中で個性を発揮することには限界がありますが、フリーランスだとダイレクトな評価に繋がり、自分の長所がどんどん伸びていくのを実感することができます」(20代女性)
自分の持ち味を自覚しており、やりたいこがはっきりしている人は、フリーランスとして働くのに適していると言えそうだ。
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④後悔したくない
「正直、家族や子供もいるのに仕事がなく困ったこともありました。でも、会社勤めでもフリーランスでも、必ず問題は起きますよね。
自分が苦手だと思うことで悩んでお金をもらうくらいなら、自分のやりたいことで悩み、少しでもお金がもらえて、一歩一歩成長していけるほうが生きがいを感じられます」(50代男性)
人生は一度きりなので、やるならとことん自分がやりたい仕事、ということなのだろう。
会社勤めの人は、社会のしがらみに飲まれることを選ぶ代わりに、一定の給料が払われるなどの安定を求める。
一方のフリーランスは、安定を捨てる代わりに自分の経験や実力を発揮し、自らの手で生きて行く道を選ぶということなのだろう。
好きなことを仕事にするのは、お金が絡むことによってしがらみが生まれるから嫌だという人もいる。
しかし、好きなことを仕事にするからこそ、嫌なことがあっても頑張れる、という考え方もできるはずだ。
会社勤めとフリーランス、どちらも一長一短なことは否めないが、自らが選ぶ働き方を後悔することのないようにしてほしい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・山吹彩野)