ほうれい線?ほうれん草?SMAPの聞き間違いトークに衝撃
「トナカイさん」を「小堺さん」と聞き間違えていたため、クリスマスプレゼントは真っ赤なお鼻の小堺さんが届けてくれると思っていた俳優/ハイパーメディアフリーターの黒田勇樹です。
プレゼントを開封するときは、いつも「なにがでるかな、なにがでるかな」と口ずさんでいました。
このコラムは、子供の頃から芸能の世界で台本や台詞に触れ続け、今なお脚本家やライターとして「言葉」と向かい合っている筆者の視点から、様々な「言葉の成り立ち」について好き勝手に調べる「妄想的」な語源しらべぇです。
■SMAPの聞き間違いエピソード
先週末、SMAPの稲垣吾郎さんがラジオ番組で草なぎ剛さんの人柄について語られたニュースをご存知でしょうか?
解散騒動の渦中にあるとはいえ、同じグループのメンバーの印象を語るだけでニュースになるのは、さすが国民的アイドル。
なんでも「ほうれい線」を「ほうれん草」と聞き間違えていたそうなんです。
なにそのニュース! カワイイってもんじゃないぞ! 40代のおっさん達のする話題か!?
もとい、メンバー同士がもめているのではないかと憶測が飛び交う中でこういった話題にファンの皆様は非常に安心されたのではないでしょうか?
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■聞き間違いの効果
ここで筆者は、気がつきました。「聞き間違い」には、癒し効果がある、と。
冒頭で書いた小堺さんの聞き間違いも、クリスマスが来る度に話題になり、大人たちがほっこりしていたように記憶しています。
例えばこれが政治の問題であったとして、どうでしょう? 「衆議院議員」を「シュー! ギュイーンギュイーン!」と、聞き間違えてみては。
「シューギュイーンギュイーン会館」
なんか、めっちゃ楽しそうな施設に、思えてきませんか? 汚職事件も「シューギュイーンギュイーンがやったなら、仕方がないか」、そう思えてくるのではないでしょうか?
思えないですね。政治の問題で、聞き間違いは許されないようです。
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(文/ハイパーメディアフリーター・黒田勇樹)