ATSUSHIが海外留学へ 「EXILEからの卒業は時間の問題」の声も
31日、EXILEのボーカルでアーティストのATSUSHIが海外留学することがグループの公式サイトで発表された。留学は2018年までの期間限定で、関係者によると年内にも米国に拠点を移すそうだ。
国民的ボーカル＆ダンスグループの顔のまさかの「一次離脱」に驚きの声が広がっている。
■ポジティブなアクションの様子
更新された長文の文章（タイトル抜きで2911文字）の一部を抜粋すると……
「EXILEが15周年を迎えようとする中、グループが、そして自分自身が、さらに進化していくためにはどうするべきか……。それをここ数年の間、ずっと考えていました。（中略）
EXILEの音楽性の原点は、本場アメリカなどのR＆Bや、ダンスミュージックを、日本の皆さんが、より聴きやすいであろう形に変化させ、そこにさらに、日本人の独特の、“魂” や“心” というものを加えた、それは自分達なりの、新しいジャンルへの挑戦だったとも思っています。
その活動をしていく中で、世界中の素晴らしいミュージシャンとの共演などをキッカケに、ヴォーカリストとして、さらなる音楽の勉強をしたいと、考えるようになりました」
と、あくまでもポジティブな留学であることを強調。「音楽性の違いが原因で～」という、アーティストにありがちな文言は見られなかった。
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■気になる「オールスター軍団」という文字
もっとも、全文をくまなく読むと、中には自嘲気味のようにも見受けられるようなところも。
「EXILEは今、ほとんどのメンバーが、他のグループと兼任している、ある種のオールスター軍団となりました。僕もそのグループのヴォーカリストとして、さらなる高みを目指さなければいけないという気持ちで、日々過ごしています」
たしかに、昨今のEXILE軍団は、複数のグループを兼任するメンバーが増えた。各グループの色や違いなど、濃いファンでないとわからないだろう。
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■もしATSUHIが抜ければ人気急落は必至
もっとも、そのような大きな変化（進化）についていけないファンも当然存在する。しらべぇが今年4月に行なった調査では、「最近のEXILEには魅力を感じない」と答えた人は平均で6割。
もっとも高い割合を示したのは、ファンが多いと推測される20代の女性であった。
文面上では何度も「期間限定」であることを強調したATSUSHIだが、EXILEでの活動のモチベーションが下がっていることがかねてより指摘されていること。このままソロ活動に一本化してしまう可能性も、ゼロではないだろう。
そうなってしまうと、EXILEの人気急落は避けられない。グループ誕生15周年を迎える今、大きな転換期が来ているのかもしれない。
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（取材・文／しらべぇ編集部・クレソン佐藤）
調査期間：2016年4月22日～2016年4月25日
対象：全国20～60代の男女1365名（有効回答数）
